新潟県新発田で昨年、中学2年の男子生徒が自殺した問題で、教育委員会の山田教育長(61)が謝罪のため生徒宅を訪問した際、父親に対して「お前」と呼ぶ不適切な発言をしたとして、11日に辞職願を提出した。

 同によると、山田教育長は男子生徒の自殺について、いじめが原因だとする第三者委員会の答申を受け、5日に生徒宅へ謝罪に訪れた。調結果などに関する学校説明会に出席するか尋ねる際、父親を「お前」と呼んだという。教育長は父親小学校時代の担任だった。

 父親は10日、教育委員会に対し報告書にあった提言の実行を申し入れ、不適切な発言についても摘。教育長はこれを受け、「その場にふさわしくない発言が、ご遺族の心を深く傷つけたことについて、おわび申し上げる」などとするコメントを出していた。

 父親は「教育長が替わっても、提言を実現するために教育委員会としてを尽くしてほしい」とのコメントを出した。同二階堂市長は「深くおわびを申し上げる。再発防止策の確実な実行と信頼回復に努める」とした。