フランクフルトで絶大な信頼を得ている元日本代表MF長谷部誠の去就に、現地紙も興味を抱いているようだ。11日のドイツ誌『kicker』が報じた。

 長谷部アドルフ・ヒュッター新監督のもと、一時はベンチ外となった時期もあったが、再びレギュラーの座を奪取。主にリベロとして絶対的な地位を築いており、同僚たちも認める活躍でチームを再び好調に導いている。チームメイトドイツ人DFマルコ・ルスは「彼が代表で多くの国際経験を積んでいるのは見て取れるよ。国際大会では、彼のような選手が必要なんだ」と改めて存在感を強調している。

 ヒュッター監督も長谷部とは定期的に話をしており、本人も監督との関係に好感触を得ている。「アディ(ヒュッター監督)は、前任者の(ニコ・)コヴァチ監督よりも選手たちとコミュニケーションを多く取りますね。彼は僕ともたくさん話し合う機会を設けてくれて、僕が試合に出られない理由を説明してくれました。だから、僕も怒りは感じませんでした」。

 長谷部の契約は今シーズン限りで切れるが、現在の活躍ではチームにとっても代役を見つけるのが難しい。長谷部本人もクラブに残る可能性を示唆している。「目標は、できる限り長くフランクフルトプレーすることです。フランクフルトは、多くのことを僕に与えてくれました。だから、僕はクラブファンに恩返しをしたいと思っています」。

フランクフルトに所属する長谷部誠。現在の契約は今季終了まで [写真]=Getty Images