お絵かきと散歩が大好きな上田麗奈さんによるフォトコラム「この色、いいな」。上田さんがいろんな場所を訪ね歩き、おもしろい「モノ」や「コト」、そしてお気に入りの「色」を探します。

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連載70に訪れたのは、「東京おもちゃ美術館」。古今東西1001万5千点ものおもちゃが収蔵され、その多くに触れて遊ぶことができる体験美術館です。思わぬかたちで出会った小さなゲスト?にも飛び入りしてもらいました。

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どこにいってもワクワクだらけ! 子ども心がくすぐられる場所でした。

小さい頃、近くにこんな場所があったらよかったのになぁ…。きっと毎日遊びに行ってました。

大人子どもワクワクが詰まった世界、みなさんもぜひ訪れてみてください!

上田麗奈

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撮影を終えて

――美術館の中に入ってきたとき、「文化祭みたい」とおっしゃっていましたね。

上田:そうですね、すごく手の込んだ文化祭みたいな印でした。そこから見ていくと、子どもが遊ぶ用のサイズなんですけど、小さすぎず大きすぎずで、大人も一緒になって遊べる展示ばかりで絶妙な大きさなんだな、と感じました。私もおままごとミニチュアといったものが小さな頃から本当に大好きだったので、ときめきました。すごく楽しかったです。

――おままごとなんかは、役者のお仕事の根っこになっているかもしれないですね。

上田:そうかもしれないですね。自分で役割を決めて「私がお母さん役ね!」なんて、お母さんと一緒におままごとをやっているのに遊んでいました(笑)

――この美術館は、もともとは四第四小学校という学校装した施設なんですが、工は80年以上前で、建物としても由緒ある場所なんだそうです。工当時から使われている備品もいくつもあるのだとか。

上田80年以上前のものが現役だなんてすごいですね。学校おもちゃって、そもそも相性がいい感じがします。何十年も続いている子ども向けの作品に出ておられる方がおっしゃっていたんですけど、「たとえばシリーズで1年ごとにキャラクターを替えて続いていくものもあるけど、子どもたちはどんどん入れ替わって新しく見てくれるんだから、そのままずっと続けていてもいいんだよ」って。おもちゃ学校もそれに似ているものがありますよね。遊ぶ子どもたちが入れ替わっていって、「お下がり」がずっと繋がっていく雰囲気や空気を感じました。

――自分たちが子どもの頃に遊んでいたものが、今の子どもたちに遊ばれているのを見るとホッとするものがあります。

上田:積み木とかもみんな同じように遊びますもんね。この前、レゴブロックのお店に行く機会があって、すごく大きなレゴブロックだとか、これレゴブロックで作ったの?と思うくらい精巧にできたヘリコプターだとかがあったんですけど、やっぱり基本の形は一緒で、遊び方もずっと同じだから、面いなと思いました。

――今回、たまたまお知り合いのライターさんの息子さんが来ていらっしゃって、写真にも入っていただいたんですけど、まさに同じように遊んでいましたよね。なかなかの名子役でした。

上田:同行してくださった職員の方が、ずっとその息子さんと遊んであげていた様子がとても印的で。やっぱり小さなお子さんが大好きで、そういう想いを持った方々がいるからこの場所が作られているんだろうなと納得しましたね。

――ここで遊んで育った子どもは将来、曲がらないだろうなという気がしました。

上田:あんな素敵な大人の人たちとおもちゃに囲まれて成長できるとしたら、素敵ですよね。もし子どもを育てるとしたら、私もこの近くに住んで子育てがしたいです。憧れます(笑)。(WebNewtype

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