マラソン

(Pavel1964/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

東洋大陸上部の長距離部員4人が今年9月までに、1年生部員の態度をめぐり、尻を蹴るなどの暴行をしていたことが判明。同大は部員4人を厳重注意とし、1年生部員は9月8日付で退部したとのこと。

騒動を受け、ネット上ではこの1年生の部内での態度が話題となっている。

■舌打ちを繰り返し鼻で笑う

9月8日に、1年生が連絡もないまま遠征先から寮に戻らなかったことから本件が発覚。1年生は入部以来、合宿生活において上級生及び同級生から生活ルール違反など何度も同じ指摘を受けていたという。

また改善が見られないことに加え、舌打ちを繰り返したり、鼻で笑うなどの行為も見られたそうだ。その結果、部員4人が胸元をつかむ、尻を蹴るなどの暴行を行ったとされている。

9月20日に加害部員と1年生部員らが話し合い、双方が謝罪したとのこと。

■「どっちも悪い」「1年生もひどい」の声

この1年生部員の悪態の内容を受け、ネットからは「どっちもどっち」「モンスター1年生」などとの声が相次いでいる。

「上級生の胸元をつかんだりの行為もいけませんが、この1年生部員もかなり問題があるでしょう。先輩の注意に対して鼻で笑うなんて考えられません」

「一生懸命練習しているチームの風紀を壊しいることのが問題。疲れて帰ってきてちゃんとやらない人に注意する身にもなってあげてほしい」

「後輩に注意して舌打ちされたり鼻で笑われたらそりゃ我慢ならんでしょ。これはモンスター1年生

■「負けるな東洋!」と応援の声も

一方で、東洋大学箱根駅伝の伝統校でもあることから、この事態を受けて「負けるな」「応援する」とエールを送る声も多くあがっている。

「こんなことで出場停止とかにならないでほしい。負けるな東洋、酒井監督」

「ますます東洋大学陸上部を応援したくなりました! 全日本、箱根も応援します!頑張って下さい!」

無論、暴行という行為は言語道断だが、今回の一件では一年生側にも反省すべき点はあったのだろう。名門陸上部だっただけに、悲しむ声も多い。

次回の箱根駅伝では、このイメージを払拭するような有志が見れることを期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

東洋大陸上部4人が1年生を暴行 その背景に「モンスター1年生」「どっちも悪い」