浮世絵専門美術館「太田記念美術館」で江戸時代の遊郭・花魁の魅力を伝える展覧会「花魁ファッション」が開催されます。

江戸時代に繁栄した華やかな世界「遊郭」。中でも幕府公認となっていた吉原遊廓には武士や裕福な町人、著名人も多く通いつめていました。

訪れるお客は遊郭を社交場として利用することも少なくなかったので、遊郭でお客の相手をする花魁は、美貌だけではなく教養を備え、芸事にも秀でていることが必要でした。

華やかな遊郭でトップに君臨する花魁は人々を魅了し、浮世絵の人気の題材にもなっていました。展覧会「花魁ファッション」では花魁のファッショナブルな装いや、日常の生活を捉えた浮世絵作品が紹介されます。

鳥高斎栄昌「扇屋見世略 あやこし はしたて はなひと」(前期)

花魁のファッションは一般女性たちの憧れでした。花魁の華やかなファッションは庶民が簡単に真似できるようなものではありませんでしたが、浮世絵に描かれる花魁の姿を参考に、小物づかいや着付けの遊び方を取り入れていたのかもしれませんね。

花魁が着ている着物の色の重ね方などは十分参考になると思うので、現代の着物のスタイリングに取り入れることもできそうです。



華やかな様相からは想像できない彼女らの置かれた過酷な境遇を思いながら観覧することで、作品もまた違って見えてくるかもしれません。江戸文化のなかで独特の存在感を示す花魁の魅力を、本展で感じてみてはいかがでしょうか?

展覧会「花魁ファッション」は2018年11月2日(金)~12月20日(木)の期間、東京 原宿「太田記念美術館」で開催されます。

展覧会「花魁ファッション」

 

太田記念美術館

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