10月13日(土)・14日(日)に愛知県刈谷市ウィングアリーナ刈谷でホームゲーム開幕戦を控えるBリーグのプロバスケットボールクラブ、シーホース三河。大切な試合を控える中、10月11日(木)に驚きの発表が!詳しい内容を聞くために訪れたのは、愛知県刈谷市安城市、高浜市、知立市碧南市西尾市にテレビやインターネット接続サービスを行うケーブルテレビ局のキャッチネットワーク(以下KATCH)。会場には報道陣とクラブ関係者、KATCHの関係者などがそろっていた。

【写真を見る】アカデミーを通して地域と密着した取り組みについて話す鈴木社長。今日もダンディー!

■ ホームゲームすべてをテレビ放送しチームの魅力を発信!

シーホース三河の鈴木秀臣社長とKATCHの松永光司社長が並び立ち、「ホームゲーム全30試合、すべてをKATCHで放送します」と発表された。今シーズンのシーホース三河のホームゲーム全30試合が、KATCHで放送されるというのだ。ホームゲーム全試合のテレビ放送はBリーグ史上初!KATCHに加入することで視聴でき、試合は同社のコミュニティチャンネルで放送される。放送はNHKや民放局との折り合いがあるため、録画と生中継を織り交ぜた内容となるが、それでも全試合はすごい!放送地域の約60%に当たる172,455世帯(※2018年3/31現在)がKATCHに加入していて、大きな影響力が期待できそうだ。

「KATCHさんの放送を通して、シーホース三河のことを一人でも多くの方に知っていただけたら」と鈴木社長。一方、松永社長は「鈴木社長とお会いしたのは2年ほど前で、その時『一緒になにかやれたらいいですね』なんて話をしていました。シーホース三河さんはアリーナの演出も装飾もどんどん進化しています。そうした魅力的な空間を地域の皆様にお届けできたら」とコメント。

「私たちはU-15の運営や、小学生を対象にしたバスケットボールスクールも行っています。今年から『ともだち5000人できるかな!?大作戦』というプロジェクトのもと、チアリーダーやチームマスコットによる幼稚園や保育園の訪問も始めました。こうした地域と密着した取り組みを取り上げてもらえたら嬉しいですね」 と鈴木社長からリクエストも。

■ 独占インタビューなどオリジナル番組にも期待!

会見後、協定書に2人そろってサイン。これから試合会場でKATCHのPRや資料の配布なども行われていく予定で、アリーナ内はますます賑やかになりそうだ。ケーブルテレビ局の強みは、地域の暮らしと密着したコンテンツ制作ができること。大手メディアでは取り上げにくい内容でも、深堀した取材を行って発信していくことができる。試合の放送だけでなく、ブースターのインタビュー企画や選手のドキュメンタリー番組などが放送されるかも!?ケーブルテレビ局にしかできない、オリジナルコンテンツの制作に期待したい!

地域との結びつきを強め、スポーツによる地域活性化を図った、誰もがほっこりする今回の協定。フロンティアスピリッツで新しいことに挑戦を続けるシーホース三河のアクションから今後も目が離せない。(東海ウォーカー・シックスマン)

笑顔で会見に応じるシーホース三河の鈴木社長(左)とKATCHの松永社長(右)