衝撃のリッター1km未満車も! エコ全盛の今では考えられない極悪燃費車5選

街乗りで実質4〜5km/Lがほとんどの中……さらに強者も

 今やクルマの性能で重視されている項目のひとつとなった低燃費。しかし、ひと昔前まで「燃費なんて気にしていたら、男が廃る」と豪語して、ガソリンをがぶ飲みするクルマを乗り回す強者達が結構いた。そんな強者達に愛された、大食らいグルマを振り返ってみよう。

1)ユーノス・コスモ

 まずは国産車を代表する大食漢、ユーノス・コスモから。初代RX-7SA22A)以前から、ずっと燃費が悪いイメージのあるロータリーエンジンだが、なかでも極めつけなのが、バブル時代に登場したユーノスコスモ。3ローター+ターボの20Bエンジンポルシェターボも顔負けの加速フィールを誇ったが、燃費の悪さも比類なく、カタログ値=燃費10・15モードで6.1km/L。燃費

 街乗りの実測燃費は、リッター3km台という大迫力。85リットルタンク(もちろんハイオク)を満タンにしても、255kmしか走れないという超短距離ランナーだった。お大尽の道楽グルマとしてはある意味最適、またUFOチックな外観なのでクルマと思わなければ問題ない!? 燃費

2)スバル・アルシオーネSVX

 NAエンジンから一台挙げるとすれば、スバルアルシオーネSVX。当時のスバル水平対向エンジンは、ビッグボア・ショートストロークなので、基本的に省燃費には不向き……。SVXは、希少な水平対向6気筒、3.3リッターエンジンで、10モード/10・15モード燃費7km/L。4WD+4速ATという組み合わせで、車重も1580kgと重かったこともあり、実質燃費は街乗りで、4〜5km/Lといったところだ。燃費

 ジウジアーロ(イタルデザインデザインの未来的な美しいボディが魅力的だっただけに、この燃費制御技術の未熟さは大きな泣き所だった。燃費

3)日産スカイラインGT-R

 国産車を代表するハイパワーエンジンといえば、スカイラインGT-RRB26DETT。直列6気筒、2.6リッターツインターボは444ccのインジェクター6本でガソリンを吹いているので、燃費は期待できるわけもなく……。カタログ値で、R33とR34が8.1km/L 。R32が8.2km/L。実際は、街乗りで5km台に落ち込むことも。燃費

 高速道路を流してようやくカタログ値といったところ。現行のR35GT-Rも、燃焼コントロールはかなり進化しているが、排気量が大きくなってパワーアップ(+車重増加)したことで燃費性能は相殺され、カタログ燃費も実質燃費もRB26DETTを搭載した第二世代GT-Rとほぼ同じ。燃費

4)シボレー・アストロ

 これもバブル時代に人気のあった、アメリカ製の元祖ミニバン。2トンを超える巨体に、V型6気筒4.3リッターエンジンを搭載し、燃費は3〜5km/Lといったところ。アメ車らしさは満点だが、ボディサイズも燃費の悪さも、“ミニ”バンの概念から大きくはみ出している。燃費

5)ジャガーXJS

 グループAレース、国内ではインターTECでも活躍し、非常にかっこいいイメージがあるジャガーXJS! 5.3リッターV12気筒エンジンを3速ATで優雅に乗るためのスポーツクーペ・コンバーチブルなので、燃費には目をつぶるのが基本!? 実際の燃費は5km/L前後といったところだ。燃費

6)ランボルギーニLM002

 ランボルギーニは、カウンタックのころから燃費が悪いことで知られていて、じつはムルシエラゴも、米国EPA(環境保護局)が発表した「燃費ガイド」で、市街地3.4km/L、高速5.53km/Lで、4年連続ワースト1位(2007〜2010年)を記録している!燃費

 しかし、そんなムルシエラゴですら目ではないのが、ランボルギーニ LM002。燃費は、なんとリッター0.9km。軍用に開発された不整地用のオフローダーに、カウンタックエンジンベースの5.2リッターV12気筒エンジンを搭載。車重は2.7トンもあり、燃料タンクは290リットルと桁外れ。燃費

 300リットル近いガソリンを給油しても、たったの261kmしか走れないなんて、石油会社の重役しか乗れない(!?)し、当然、戦場での兵站を考えれば……いまのF1マシンパワーユニット=1.6リッターハイブリッドターボ(700馬力以上)でも燃費はリッター2km以上と言われているので、LM002のようなクルマは、もう二度と出てこないだろう。

燃費

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衝撃のリッター1km未満車も! エコ全盛の今では考えられない極悪燃費車5選