11日の韓国・済州島での国際観艦式で、韓国海軍の艦艇が、豊臣秀吉の朝鮮侵略と戦った「抗日の英雄」である李舜臣将軍を象徴する旗を掲げていたことが分かり、政府は12日、抗議した。

 韓国は今回、参加国に自国と韓国の国旗のみを掲げるよう要請しており、政府は「韓国が自ら決めた方針に自ら反した」(外務省幹部)と判断。外交ルートを通じて「極めて残念だ」と伝えた。

 日本は当初、観艦式に海上自衛隊の艦艇を派遣する予定だった。しかし、韓国が自衛艦旗である旭日旗を掲げないよう要請したため、派遣を取りやめた。

 一方、観艦式では国旗以外の旗を掲揚した国が複数あった。関係者によると、ロシア、オーストラリア、シンガポール、カナダ、タイ、ブルネイ、インドの7カ国が、軍艦旗を掲げていたという。