天下統一を成しとげた豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、1606(慶長11)年に秀吉の菩提を弔うため創建された高台寺。史跡名勝庭園には、観月台を配した偃月池、開山堂と霊屋を結ぶ臥龍池と2つの池を見ることができる。高台寺蒔絵として有名な、霊屋内部の須弥壇などに施された蒔絵文様と、境内全体で桃山文化を堪能できる。<※情報は京都ウォーカー2018秋(2018年9月14日発売号)より>

【写真をみる】昼も臥龍池の紅葉や木々の緑が自然の色のままで映り、自然と調和する風景が見事/高台寺

■ 夢のような景色が広がる光に満ちた秀吉の菩薩寺

幽玄なムードが漂い、ロマンチックで幻想的な光景を楽しむことができる。神秘的な光に満ちた竹林や建造物などの秋景色も、参拝者を魅了し続ける。

見ごろは11月中旬から12月上旬。ライトアップ10月19日(金)から12月9日(日)まで、17時から22時(最終受付21時30分)で行われる予定(600円)。この期間にぜひ足を運んでみては。

北政所が月を眺めたという場所から、紅葉と月を観賞しよう。

山居風の屋根と土塀が和情緒たっぷりな2つの茶室と、紅葉のコラボレーションは必見。

紅葉で秋色に染められる、桃山時代を代表する庭園を書院から眺めよう。

■ お出かけ前に混雑状況を確認!

拝観受付から方丈、庭園、霊屋、竹林などを一周するのがモデルコース。受付前の台所坂でも紅葉が頭上をおおう美景を見ることができるので、お見逃しなく。混雑を避けて満喫しよう。

【行く時期のベストは?】高台寺は長期間ライトアップが行われているため、混雑は分散される。しかし、紅葉のピーク時は大混雑。色付き始める11月上旬に訪れるのがベスト

【行く時間のベストは?】ライトアップ期間中の18時前後は大混雑し、入口前にも行列ができる。ピーク期間は20時以降に境内へ入るようにすると比較的混雑を避けられる。

【観賞の所要時間は?】ライトアップ時は散策ルートが決められているため、ピーク時は行列が。のんびりと観賞して約60分かかるので、受付近くのトイレに寄っておこう。

ベストアクセスは?】行きは夕方でもバスが込むので、少し遠いがJR祇園四条駅から歩くのがおすすめ。帰りも祇園界隈で食事をして、徒歩で帰れば混雑を回避できる。

■ せっかくなら立ち寄りたい塔頭&美術館

10月20日(土)から12月9日(日)に約100本のカエデと巨岩が配された北庭、枯山水の南庭が幻想的にライトアップされる。

■圓徳院<電話:075-525-0101 時間:10:00~17:30(最終受付17:00)、ライトアップは日没~22:00(最終受付21:30) 休み:不定休(12月7日金曜、8日土曜) 料金:500円

10月19日(金)から12月16日(日)には、特別展「豊臣の肖像」を開催するので要注目!

■高台寺掌美術館<電話:075-561-1414 時間:夜間特別拝観期間中は9:30~22:00(最終受付21:30) 休み:なし 料金:300円(高台寺共通拝観券で入館可)>

■高台寺<住所:京都市東山区高台寺下河原町526 電話:075-561-9966 時間:9:00~17:30(最終受付17:00) 休み:なし 料金:600円(掌美術館を含む) 駐車場100台(拝観者は60分無料) アクセス:JR祇園四条駅より市バス207系統九条車庫前行で約4分、東山安井から徒歩7分>(関西ウォーカー・関西ウォーカー編集部)

秋のライトアップでは、臥龍廊から眺める臥龍池や観月台から眺める偃月池に、紅葉が鏡のように水面に映り込む/高台寺