現地時間12日、英王室ユージェニー・オブ・ヨーク王女と実業家のジャックブルックバンク氏の結婚式が行われた。セレモニーが行われたセントジョージ礼拝堂内では、ウィリアム王子とキャサリン妃が太ももや手に触れる姿が見られ、この滅多にない光景を多数のメディアが大々的に報じた。

12日に執り行われた英王室ユージェニー・オブ・ヨーク王女と実業家のジャック・ブルックスバンク氏の結婚式。ウィンザー城に到着したレンジローバーから、黒のロングコートにグレーのストライプパンツのウィリアム王子と、自身のウェディングドレスにも使用した「Alexander McQueenアレキサンダーマックイーン)」のラズベリーカラーのドレスを着用したキャサリン妃が姿を現した。

セレモニーが行われたセントジョージ礼拝堂では、前から2列目に弟夫妻と並んで着席したウィリアム王子とキャサリン妃。そこで多くの人々の注目を集めたのは、隣に座る夫ウィリアム王子の太ももにそっと触れたキャサリン妃の右手だった。日頃は人前で“PDA(Public Display of Affection、人目をはばからず愛情を示し合う行動)”を滅多に見せることのない夫妻だけに、この光景が映し出されるとSNSはたちまちこの話題でもちきりになった。

キャサリン妃がウィリアム王子の太ももを触ってる!」

「2人のこういうラブラブな光景が見られるのは嬉しい」

「超レアな“PDA”に興奮しちゃった!」

など、SNS上にはハートや頬を赤らめた絵文字がたくさん並んだ。

その後もそっと差し出されたキャサリン妃の右手にウィリアム王子の左手が優しく触れる光景も見受けられ、メディアや王室ファンらはこちらも見逃さなかったようだ。

ケイトウィルの手が自然な感じに触れ合ってるのがいい」

「2018年最高の“PDAモーメント”」

と2人の超レアなラブラブな行為は、この日の大きな話題となった。

なおヘンリー王子とメーガン妃は、兄夫婦に比べると日頃から訪れる先々で“PDA”を振りまいている。婚約中から人目をはばからず大胆にヘンリー王子への愛情をスキンシップで表していたメーガン妃については「王室メンバーという立場をわきまえていない」「節度を保て」「リスペクトが足りない」などと批判されるようになって久しい。

王室マナー専門家のマイカ・マイヤーさん(Myka Meier)によれば、王室には公衆の面前での夫婦間のスキンシップについて特に決まったルールは存在せず、それぞれの公務でどのように振る舞うかは、完全に個人に委ねられているそうだ。また、エリザベス女王フィリップ王配は普段人前でベタベタすることは稀なため、いつのまにかこういった行動は「慎むべき」という暗黙のルールのようなものが出来上がってしまったのではないか―と指摘する専門家もいる。

王位継承権が6位のヘンリー王子と2位のウィリアム王子では、ロイヤルメンバーとして担う責任や背負っているプレッシャーが違うとし、ウィリアム王子の方が自身に課すスタンダードが高く、エリザベス女王を模範とした行動を心がけているのではないか―と分析する声も見受けられた。

しかしロイヤルウェディングというおめでたい場で、日頃滅多に目にすることのない夫妻のラブラブな姿が見られたことに、世界中の王室ファンが歓喜の声をあげたのは間違いないようだ。

画像は『The Royal Family 2018年10月12日付Instagram「Her Majesty The Queen and The Duke of Edinburgh arrive at St George’s Chapel for the Wedding of their Granddaughter, Princess Eugenie, to Jack Brooksbank.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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