(MIXA next/Thinkstock/写真はイメージです)
9月、股関節の手術を受けて退院したばかりの6年の女子児童に対し、神戸市立小学校の女性教諭がストレッチを行ない、女児が左太ももの付け根を骨折する全治5カ月の重傷を負っていたことが判明。
ネット上で大きな波紋を広げている。
■手術後に股関節のストレッチ
「神戸新聞」によると、事故が起こったのは9月7日。体育の授業中に、あぐらを組んだ状態で背中を押すストレッチを行なったところ、女児が痛みを訴え、病院で骨折が判明したという。
この女児はもともと身体障害があり、以前から車いすを利用。そしてつい先日、自立歩行のために股関節を固定していた器具を外す手術を受け、8月末に退院したばかりだった。
そんな状況での、他者が背中を押す形でのストレッチ。女性教諭の配慮が欠けていたのは、認めざるを得ないだろう。
なお、女児は現在も入院中。両親は「長年のリハビリが水の泡になった。卒業前の大切な時期を病院で過ごすことになり、娘も悲しんでいる」と話しているそうだ。
■怒りと非難の声相次ぐ
この報道に対し、ネット上では非難の声が相次ぐことに。
・アホすぎるだろう
・さすがにこれは…。
・え、これ謝罪だけで終わりなの??
・なんでこの教師は、この子の主治医や理学療法士よりも自分の方が施術に詳しと思いむことができたのだろう?
・その子が感じたであろう痛みを思うと、怒りや苦しみがこみあげてくる
■「障害事件では」の声も
また、女性教諭の行動があまりにも配慮に欠けたものだったせいか、「障害事件にならないの?」などの声も。
・なんでこれ刑事事件にならないの。兵庫県内の学校って何かの治外法権なの
・こりゃ、悪意ある傷害事件じゃないかな? これが事件じゃなかったら、認知症のハサミを取り上げた人が傷害で逮捕されたのが可哀想…
■日常的にストレッチする人は約半数
しらべぇ編集部では以前、全国の20~60代の男女1,353名を対象に「日常的にストレッチをする」か、意識調査を実施。その結果、「日常的にストレッチする」人は約半数の49.0%だった。
(©ニュースサイトしらべぇ)
そもそも、ストレッチとは自分のペースで、無理なくするもの。テレビなどで相撲取りらが体重をかけて背中を押している様子が映ることもあるが、素人がやれば危険なのは言うまでもない。
女性教諭にどんな処分がくだされるのか、それともくだされないのか、進展を見守りたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)
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