■山下「(欠席の佐藤大樹に)あいつは何やってるんだ!?」平沼紀久監督「EXILEとして踊ってるんじゃない?」山下「そういえば、あいつもEXILEでしたね!」

【画像】映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』

映画、ドラマ、音楽、コミック、SNS、ライブ、テーマパーク……全方位的メディア展開で熱烈なブームを巻き起こす総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』。
シリーズ累計興収60億円・観客動員450万人を突破し、社会現象となった本シリーズの最新スピンオフ映画、『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』が9月28日より大ヒット公開中。

「泣ける」
「超笑った」
ハイローのスピンオフとしては完璧」
「何回観ても飽きない」

と、今までのシリーズ作品に引けを取らない好評な感想が続出中だ。

このたび、映画の大ヒットを記念して、10月14日ユナイテッド・シネマ豊洲にて、大ヒット御礼舞台挨拶を実施。イベントには本作に出演する山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、佐藤寛太(劇団EXILE)、メガホンを取った平沼紀久監督に加え、 「HiGH&LOWメンバーは仲間を見捨てねぇ!」企画のもと、全員で本編を鑑賞し、本作を応援しているTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー全員がゲストとして登壇! 昨年1月にメジャーデビューするやいなや、早くも来春には初のアリーナツアーを控える、急成長最注目株アーティストを交え、会場の観客と共に最後まで『DTC』を盛り上げた。

なお、この日の舞台挨拶の模様はライブビューイングで全国135劇場で生中継された。

【イベントレポート】
映画上映後、本作主演の山下健二郎、佐藤寛太と平沼紀久監督が大歓声の中、登壇。

DTCのD、ダンを演じる山下は「本日はありがとうございます! 今日は短い時間ですが、よろしくお願いします!」と挨拶。続いてDTCのT、テッツを演じる佐藤寛太は「テッツ役の佐藤寛太です! どうぞよろしくお願いします!」とコメント。続いて本作のメガホンを取った平沼紀久監督が「監督をやらせていただいた平沼紀久です! 短い時間ですが、今日はよろしくお願いします!」と笑顔で挨拶した。

映画公開から早くも3週間目となり、周囲の人から感想を聞く機会はあるかと質問された山下は、「三代目 J Soul Brothersのメンバーは結構観てくれていて。岩ちゃん(岩田剛典)は、『すごく面白かったし、ちょっと悔しかった』って言ってくれましたね」と語ると、平沼から「本当に悔しがってた?」とすかさずツッコミが飛び、会場が大きな笑いに包まれた。

続いて寛太が、地方での舞台挨拶のエピソードや思い出深い出来事について聞かれると、「地方の舞台挨拶で、<お悩みコーナー>というお客さんからの質問に応えるコーナーをやっていたんですが、『DTCの3人にランニングマンをやってほしい』という要望があって、健二郎さん、大樹、監督とランニングマンをやったのが印象に残ってますね(笑)」と笑いを交えながら語った。

また、今までもらった感想の中でいちばん意外だった感想について聞かれた平沼監督は、「チハル役の大樹は自分が大好きなので、本作を11回も観ていたこともあって、舞台挨拶のときにも『ぜひ11回以上観てください!』と言ってたんですが、実際に『13回観たよ』と言ってくれる人もいてうれしかったですね」と語ると、ここで今日の舞台挨拶に不在のチハル役・佐藤大樹の話題に。山下が「『DTC』の大ヒット舞台挨拶なのに、あいつは何やってるんだ!?」と突っ込むと、平沼は「EXILEとして踊ってるんじゃない?」と返答。「本業の方に行ってるんですね! そういえば、あいつもEXILEでしたね!」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。

本作では、「HiGH&LOWメンバーは仲間を見捨てねぇ!」という企画のもと、『HiGH&LOW』にまつわる様々な人物が本作を応援。今回は公開最終週をもっともっと盛り上げたい! ということで、 『HiGH&LOW』シリーズで楽曲の提供やキャスト出演で活躍し、今回は全員で本編を鑑賞したという後輩のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの16名が一斉に登壇すると、会場は割れんばかりの拍手が響き渡った。

本作を鑑賞した際の率直な感想を聞かれると、『HiGH&LOW』シリーズでは山王連合会でテッツの後輩・ケンとしても出演している岩谷翔吾が「メンバー全員で鑑賞させていただいて、感動的なお話に目頭が熱くなりました。映画を観終わったあとは、真っ先に健二郎さんに連絡しました!」とコメントすると、それを聞いた山下は「翔吾から長文の感想が届きました! 気持ちはうれしかったけど、長文に何て返せばいいか面倒臭くなって、『ありがとう』のひと言で返しました(笑)」と返答すると、会場から大きな笑いが起こった。

同じくテッツの後輩・ヒカルとして出演している山本彰吾は「僕は特に最後のシーンで感動して。メンバーに馬鹿にされるくらい号泣してしまいました」とコメント。さらにLIKIYAは「男気と人情味が溢れる作品だと思いました。まさにラブ・ドリームハピネスを感じる作品だと思うので、残り1週間、少しでも多くの人に観てもらいたいと思います」と作品への熱い思いを語ると、それを受けて山下は「後輩からそのような感想を言ってもらえてうれしいですね」とコメントし、喜びの表情を見せた。

また、ケン・ヒカルとして今後『HiGH&LOW』の中でやってみたいことを尋ねられると、岩谷は「以前の撮影で、テッツの後輩としてバイクの後ろに乗せてもらっていたんですが、今後は自分ひとりでかっこいいバイクに乗れるようになりたいです!」とコメント。続いて山本は「僕は……しゃべりたいですね!(笑)」と発言すると、山下からすかさず「シンプルに、台詞がほしいんだね!」とツッコミが飛び、『HiGH&LOW』全シリーズの脚本を執筆している平沼監督に台詞を懇願する場面も見られた。

ここでボーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人が、普段パフォーマーや俳優として活躍する山下、寛太が本作で披露した歌声について質問されると、RIKUは「3人とも歌がとても上手でしたし、IIKOTOのステップがほんとにツボで、変な意味でなく大爆笑してしまいました」、川村は「健二郎さんはパフォーマーと思えないくらい、素敵な歌声で驚きました! 寛太は過去にもボーカルバトルオーディションに出たこともあるくらいなので、やっぱり歌も上手だなと改めて思いました」、吉野は「DTCみんな素晴らしい歌声だった思います! 健二郎さんがとても美声だったので、僕も頑張らなきゃなって思いました」とコメント。後輩からの絶賛コメントに、山下は「ボーカリストにお褒めの言葉がもらえるとうれしいですね!」と喜びの表情を見せた。

また、グループのリーダーとして活躍しているLIKIYAと陣は、山下演じるDTCのリーダー、ダンに共感する部分を聞かれると、LIKIYAは「リーダーシップを取ってメンバーを引っ張っていくところと、場を和ませようとするおちゃめなところがすごく良いバランスで、見習いたいなと思いました」、陣は「リーダーは選択肢を迫られる場面が多いと思うんですが、たとえ選んだ道が間違いだったとしても、それが正しいと思えるくらいにメンバーを引っ張っていける力があって、自分もそんなリーダーになりたいなと思いました」と、リーダーとしての考えを語った。

HiGH&LOW』シリーズでは、鬼邪高校のメンバーとして出演していた龍と鈴木昴秀。闘いがない間の鬼邪高メンバーは何をしていると思うか聞かれ、龍が 「鬼邪高のメンバーはとても仲良いので、撮影終わったあとも飲みにいったり、定期的にご飯を食べにいってますね。今度は二十歳のお祝いとしてご飯に行く約束をしています」とオフの様子について語ると、他のメンバーから質問の意味を間違えているとツッコミが。慌てた龍と鈴木に山下が質問の内容をていねいに教えてあげると、龍は「そういう意味だったんですね! すっかり勘違いしていました!」とコメントし、会場は再び笑いに包まれた。

また、普段から寛太とよく食事に行くという藤原樹は、「寛太くんとは中学生くらいから一緒にいるので、暇さえあればすぐご飯に誘うんですが、僕が食べたいものを提案しても、寛太くんから中々OKが出なくて……」と語ると、寛太は「気分屋なので、藤原が食べたいものと合わないことが多いんですよね(笑)。でも付き合いが長いので、一緒にいて落ち着くし、空気みたいな存在です」と和やかに語った。

劇中で、DTCが旅先の旅館で共同生活をしながら働くことにちなみ、RAMPAGE全員で住み込みで働くことになったら、どのメンバーと一緒がいいかと質問されると、浦川翔平が「長谷川ですね!」と長谷川慎を指名。「掃除が苦手なので、きれい好きな人だとありがたいですし、あと長谷川は自分のプライベートにあまり突っ込んで来なそうなところが良いですね!」と語ると会場からは笑いが起こっていた。

また、ロードムービである本作にちなみ、メンバー全員で旅に出かけた経験について聞かれると、後藤琢磨は「昨年の夏から今年の夏まで全国ツアーをしていたので、それが旅みたいな感じでしたね。メンバーと各地で食事ができたり、いい思い出です」とコメント。また陣は「人数が多いので、全員での旅は行ったことがないんですが、いつか行ってみたいですね!」 と、グループメンバーとの全員旅への思いを語った。

イベントの最後には、登壇者を代表して山下、平沼監督が挨拶。平沼は「『HiGH&LOW』シリーズでは、どんなお金持ちや地位がある人よりも、変化できる人間がいちばん強いというメッセージを持たせて作っています。本作のDTCもそうですが、次世代に受け継がれていくこれからの『HiGH&LOW』シリーズを楽しんでいってほしいと思います」と熱く語った。

続いて山下が「映画も残り1週間となりましたが、僕たちにとって大切な作品になりましたし、この作品を通して、自分たちの強みに気づけた気がします。ぜひ、皆さんと一緒に最後までDTCを盛り上げていきたいなと思います!」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。





映画情報
『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW
9月28日(金)“3週間限定”ロードショー

企画・プロデュース:EXILE HIRO
監督:平沼紀久
脚本:渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久
(C)2018HiGH&LOW」製作委員会

【出演】
山王連合会:[DTC]山下健二郎(ダン)、佐藤寛太(テッツ)、佐藤大樹(チハル)/鈴木伸之(ヤマト
SMG廣瀬智紀MARCO)、松田凌(COSETTE)、西川俊介(LASSIE)、西村一輝(HEIDI)、
達磨ベイビーズ:水野勝(風太)、田中俊介(雷太)、守屋光治(阿形)、井澤勇貴(吽形)
縦笛兄弟:八木将康(カニ男)、天野浩成(たて笛・尾沢)
旅館「森田屋」の女将:笛木優子(森田マリ)
番頭:駿河太郎(宮崎有起)
マリの娘:新井美羽(森田メグミ

HiGH&LOW』公式サイト
http://high-low.jp/
(M-ON! MUSIC NEWS)
掲載:M-ON! Press