▽Aリーグセントラルコースト・マリナーズトライアルを受けているウサイン・ボルトが、オーストラリアのアンチドーピング機構(ASADA)からドーピング検査の通知を受けたことを明かした。ボルトが自身の公式『インスタグラム(@usainbolt)』で発表した。

▽2017年に陸上競技短距離選手を引退後、プロフットボーラーへの転身を図るボルトは、現在セントラルコースト・マリナーズトライアルを受けている。そして、12日に行われたサウスウエスト・ユナイテッドとのフレンドリーマッチでは、待望の初ゴールを含む2ゴールの大活躍でフットボール界にサプライズを提供した。

▽そのボルトは14日、自身の『インスタグラム』でASADAからドーピング検査の通知を受けたことを通知書類の拡大画像と共に明かし、陸上選手でもなくプロフットボーラーでもない現在の自身が検査を受ける必要があるのかと問題提議している。

「ちょっと、これ(通知書類)を見てほしい。俺は陸上競技から引退して今はフットボーラーを目指している」

「それなのに今日、薬物検査を受ける必要はあるのか? 俺はまだプロフットボーラーでさえないのにね。真剣に困っちゃうぜ」

「だから、俺は係の女性に『まだ、クラブとも契約していない俺がなんで検査を受けないといけないんだ』って聞いたよ。そしたら彼女は俺がエリートアスリートだから検査を受ける必要があるって言ってきたよ」

ボルトの意見はまさに正論と言えるが、ASADA側にも何某かの正当な理由があるのかもしれない。とりあえず、有名人は何かと煩わしいということだけは確かだ。

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