女優・吉岡里帆がヒロインを務める映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」が10月12日に公開され、吉岡の演技に注目が集まっている。

「吉岡が演じるのは何事にも自信がなく内気で、ストリートミュージシャンなのに異常に声の小さい明日葉ふうか。ひょんなことから“声帯ドーピング”により、神の声を手に入れた阿部サダヲ扮する世界的なロックスターと出会いお互いに変わっていく展開なのですが、その中で吉岡がギターを弾きながら歌を披露するシーンが素晴らしいんです」(音楽ライター)

 しかも、その歌が今話題の女性シンガーソングライター・あいみょん書き下ろしの「体の芯からまだ燃えているんだ」。“ふうかが感じている魂の叫びを投影した”とあいみょんが語る曲のデモテープを初めて聞いた吉岡は、「腹から叫んでいるようなパッションを感じました」とコメント。吉岡にとっても、大きなチャレンジになったようだ。

「学生時代、吹奏楽部に所属してアルトサックスを吹いた経験はありますが、ギターも歌も全く初めて。撮影の半年前から特訓していたようです。吉岡は今年、ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)、『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)の二本のドラマに主演したものの、視聴率的には今ひとつ。これからは女優としてだけでなく、アーティストとしても活躍の場を広げていくのかもしれませんね」(前出・音楽ライター)

 そんな中、映画の公開を控えて出演した10日放送のバラエティ番組「1億人の大質問!? 笑ってコラえて」(日本テレビ系)で、吉岡が思わぬ告白をして注目を集めた。

「ゲストで登場した吉岡のイメージについて街頭インタビューを行い、その中で『痴漢されたら“お前、次の駅で降りろよ”と言いそう』という声が上がると、なんと、実際に被害に遭った時に『次の駅で降りましょうね』といって犯人の手を離さなかったと吉岡が大胆告白したのです」(芸能記者)

 この勇気ある告白には、驚きと称賛の声が集まった一方で、こんな懸念も…。

ベッキーが昔、テレビ番組で『何人も痴漢を捕まえた』と武勇伝のように話して、『被害に遭ったことを自慢しているように聞こえる』『冤罪もある』などとバッシングを浴びたことがあります。もちろん、電車での破廉恥行為は許されないことですが、不用意にネタにすると批判を浴びかねません」(スポーツ紙デスク

 女優としてますます活躍の場を広げていく吉岡。舌禍にはくれぐれも注意が必要!?

(窪田史朗/写真:パシャ)

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