アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、バロンドール受賞に意欲を示している。スペイン紙『マルカ』が14日付で同選手のコメントを伝えた。
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は8日、2018年のバロンドール候補選手30名を発表。グリーズマンもノミネートされた。グリーズマンは以前、「世界で最も素晴らしい選手は、世界で最も素晴らしいチームから選ばれなければならない。僕はフランスの選手がバロンドールに輝くべきだと思うね」と発言していたが、『マルカ』紙のインタビューで同選手は受賞を“夢”と表現している。
「何が起こるか見てみよう。このトロフィーの候補に挙げられていることには、いつも感謝している。チームがなければ、何も志すことはできない。バロンドールも同じだ。バロンドールを勝ち取ることは夢だよ。それは明らかさ」
「僕のベストな瞬間というのは、これから訪れると願っている。僕は自分のフットボールを楽しんでいるし、タイトルも獲得している。フランス代表でも、アトレティコでもハッピーだ。素晴らしいチームメイトとコーチがいるし、僕はきっとまだまだ良くなるよ」
フランス人選手のバロンドール受賞者は、1998年のジネディーヌ・ジダン氏以来現れていない。ジダン氏はフランスをワールドカップ優勝に導いての受賞。グリーズマンもロシアワールドカップでフランスの優勝に大きく貢献しただけに、20年ぶりのフランス人バロンドーラー誕生へ期待が高まる。グリーズマンは自ら以外でもフランスの選手が受賞すれば嬉しいと語った。
「受賞者がフランス人だったらいいね。それが自分ならなおさらだ。もしフランスの選手が受賞したら、僕は誇りに思うだろう。なぜなら、僕たちはワールドカップで素晴らしい結果を残したんだからね」
投票はジャーナリストによって行われ、受賞者、最終順位は12月3日に発表される。
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