2018年10月27日から2019年1月20日東京都美術館で開催される「ムンク展―共鳴する魂の叫び」と、ポケモンカードがコラボレーションし、5枚のプロモカードが発表された。

 絵柄には、原作のムンクの「叫び」にみられる奥の人影や船もきっちり再現されている。

もっとも有名な、最初に描かれた「叫び」(1893)
(画像は叫び (エドヴァルド・ムンク) – Wikipediaより)

 ムンクの『叫び』は、ムンクが夕暮れの道を歩いているときに突然不安に襲われ、「自然を貫く果てしない叫び」を聴いた体験をもとに描かれているという。画面内の人物が叫んでいるわけではなく、「自然を貫く果てしない叫び」から耳を塞いでいる絵なのだ。

 ムンクは生涯で少なくとも5点の『叫び』を同じ構図、同じ題名、違う画材で描いている。

4点の「叫び」。
(画像は叫び (エドヴァルド・ムンク) – Wikipediaより)

 今回発表されたポケモンカードも5種類なので、見比べてみるのも楽しいだろう。

 それぞれの別のイラストレーターによって手がけられた別々のタッチの叫びであるが、後ろの方の影をみると、ゴーストとゲンガーの前にはコダックコダックの前にはイーブイイーブイの前にはピカチュウ……とそれぞれつながっているようだ。
 これは一本の橋の上で、コダックの叫びに驚いて声を上げたイーブイの叫びに驚いたピカチュウが……と物語を読み取れる絵柄にもなっている。

 ちなみに使えるわざは

さけび 
おたがいのバトルポケモンを、それぞれこんらんにする。

 というもの。低コストでフィールドを阿鼻叫喚してくれそうだ。

各カードの絵柄と入手方法はこちら。

ピカチュウ

 

(画像はムンク展Xポケモンカードゲーム | ポケモンカードゲーム公式ホームページより)

入手方法: 後日発表

 

ミミッキュ

 

(画像はムンク展Xポケモンカードゲーム | ポケモンカードゲーム公式ホームページより)

入手方法: 10/27発売の「ポケモンカードゲーム ミニカードファイル 叫びピカチュウ/イーブイ」の付録として封入。

 

イーブイコダックモクロー

 

(画像はムンク展Xポケモンカードゲーム | ポケモンカードゲーム公式ホームページより)

入手方法: 11/2よりポケモンセンターポケモンストアにて拡張パック・強化拡張パック・ハイクラスパックを2パックお買い上げ毎に、3種の中からお好きなカードを1枚プレゼント。

お一人様各種一枚までの配布とさせていただきます。

ほかのポケモンカードゲームのキャンペーンとの重複適用はできません。

ポケモンセンターオンラインは対象外です。

 プロモカードは、いずれも無くなり次第終了とのことなので、欲しい人は2018年11月2日以降ポケモンセンターポケモンストアをチェックしよう。

 また、「ポケモンカードゲーム ミニカードファイル 叫びピカチュウ/イーブイ」も2018年10月27日からポケモンセンターオンラインと東京都美術館で販売される。

(画像はムンク展Xポケモンカードゲーム | ポケモンカードゲーム公式ホームページより)

 プロモカード「ミミッキュ」がついてくるので、こちらも要チェックだ。

文/しば三角

ポケモンカードゲーム公式サイトはこちら「ムンク展―共鳴する魂の叫び」公式サイトはこちら
著者
しば三角
アプリのデザイナーを経て2017年11月に電ファミニコゲーマー編集部に。好きなインターネットはよく喋るインターネット。