マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が将来的なイタリア行きに関心を示しているようだ。『ESPN』が伝えている。

▽古巣バルセロナで監督キャリアをスタートして以降、これまでバイエルン、シティと国外のビッグクラブを率いてきたグアルディオラ監督。シティとの現行契約は2021年までとなっているが、新天地は現役時代にプレーした経験を持つイタリアなのかもしれない。

▽先週末にイタリアで行われた『フェスティバル・デッロ・スポルト』というイベントに出席したアルディオラ監督は同会場で行われた囲み取材の中でイタリア行きに含みを見せた。

「私にイタリア行きの可能性はないって? なぜそう思うんだ。私がバルセロナを指揮した後、誰がドイツミュンヘンに行くと想像できただろう」

ドイツ語の取得という難しい挑戦を経て、今ではすべてが可能だ。これまでスペインドイツイングランドで指揮を執ってきた。その中でなぜイタリアでは監督することができないんだ? 自分の将来に関してはまだわからないが、少なくともここの食べ物をすごく気に入っている」

▽また、グアルディオラ監督は現役時代にプレーしたブレシアとローマでの充実した日々が今でもイタリアをホームのように感じさせていると語っている。

「私はイタリアを心から愛しているし、チャンスがあれば頻繁にこの国を訪れている。ここにはたくさんの友人がいるし、カタルーニャ人やスペイン人はここの人々とすごく似ているんだ。そこには素晴らしい生活、太陽の光があり、私たちはそういったものを愛しているんだ」

▽街の雰囲気やチームの志向するプレースタイルを考えれば、古巣ローマあたりが最適な新天地と思われるが、グアルディオラ監督がセリエAを舞台に指揮を執る姿は将来見られるのか。

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