今夏にチェルシーからミランレンタル移籍したフランス人MFティエムエ・バカヨコは、期限付き移籍期間を短縮して来年1月にチェルシーへ復帰する可能性があるようだ。イギリス紙『デイリーメール』が15日に伝えている。

 同紙によると、ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、バカヨコのプレーに満足していない模様。また、同監督は過去のインタビューで「バカヨコはボールの扱い方を学ばなければいけない。正しく動く必要がある。それは簡単なことではないけどね」とコメント。高い評価は得ていないようだ。

 現在24歳のバカヨコは、2017年にモナコから4000万ポンド(約58億7000万円)の移籍金でチェルシーに加入。リーグ戦29試合に出場し、2ゴールを記録。今シーズン、チェルシーアントニオ・コンテ氏からマウリツィオ・サッリ氏へ監督交代を行ったことにより構想外になったと伝えられ、ミランへ1年レンタルでの移籍。しかし、今シーズンのセリエAでも4試合の出場にとどまり、思うように飛躍を遂げることができていない。

チェルシー復帰が噂されるMFバカヨコ [写真]=LightRocket via Getty Images