バレンシアMFジェフリー・コンドグビア(25)が12日に、中央アフリカ代表デビューを果たした。

フランス出身のコンドグビアはこれまで各世代のフランス代表を経験。2013年にフル代表にも選出されこれまで5試合に出場していたものの、自身のルーツである中央アフリカ代表への鞍替えを申告。出場した5試合は全て国際親善試合であったため要求は認められることになった。

▽そしてこの度、コンドグビアはコートジボワール代表とのアフリカ・ネーションズカップ予選に出場。試合は0-4で敗れたものの、キャプテンとして90分間プレーした。

▽試合後、コンドグビアは中央アフリカ代表デビューを以下のように振り返った。フランスフランスフットボール』が伝えている。

「みんなは僕が中央アフリカ代表でプレーしたいと思っていたことを知らなかっただろう。これは僕の夢だった」

「親戚や友達、家族はそうじゃなかった。彼らは賛成してくれなかった。それは僕のキャリアやフランス代表なら成し遂げられた何かが惜しかったからじゃないかな。僕はずっと自分の気持ちを押し殺してきたんだ」

▽リールの下部組織出身のコンドグビアはセビージャモナコインテルを経て2017年夏にバレンシアレンタル移籍。今シーズンから完全移籍で加入し、ここまで公式戦7試合に出場している。

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