ファビオ・カペッロ氏が古巣レアル・マドリーに対して、インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(25)の獲得を勧めた。スペイン『アス』が報じた。

▽今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドユベントスに放出したレアル・マドリー。その穴を埋めるような補強もなく、今シーズンの開幕を迎えると、1985年以来の公式戦4試合連続無得点記録を打ち立てるなど、得点力不足に喘いでいる。

▽そのため、打開策としてトッテナムイングランド代表FWハリー・ケインチェルシーベルギー代表MFエデン・アザールといった有力選手が獲得候補に挙がるレアル・マドリーだが、過去2度の指導歴を誇るカペッロ氏はセリエA屈指のゴールハンターを推薦した。

「私はイカルディのファン。私が今のレアル・マドリーにいたら、直ちに彼との契約に動く。彼は現在のC・ロナウドと同じくボックス内のスペシャリストだ。彼はゴールを見て、感じることができ、そのエリアでの動き方を熟知している選手。彼なら、3回のボールタッチで3本のシュートを放つことができる」

バルセロナの下部組織に在籍歴を持つイカルディは2013年夏、サンプドリアからインテルに加入。そのインテルに加入して以降、公式通算190試合112得点25アシストの成績を誇り、2度のセリエA得点王に輝くなど、指折りのストライカーとして世界に名を轟かせている。

サムネイル画像