10月で劇場デビュー10周年を迎えるSKE4810月19日(金)には彼女たちのメモリアルイヤーを追ったドキュメンタリー映画「アイドル」の公開も決定している。今回、10周年を直前に控えるSKE48斉藤真木子高柳明音大場美奈の3人を直撃し、現在の心境、今後の目標について語ってもらった。

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SKE48 10周年のメモリアルイヤーを迎え、10月にはドキュメンタリー映画『アイドル』も公開されますが、現在はどういった心境でしょうか?

高柳明音(以下・高柳)「映画は2018年のはじまりからSKE48劇場デビュー10周年の当日まで撮影していただきます。19日に公開される「アイドル」を見ていただいて、皆さんにとってもSKE48の10周年を特別なものに感じていただきたいですね」

大場美奈(以下・大場)「映画の予告編を見ていろんな感情を思い出しましたね。夏のシーンが多かったですけど、メンバー全員が先のことを考える余裕もなく、目の前のことに真剣に向き合う濃い1日1日を過ごしていたなっていうのがフラッシュバックしました」

斉藤真木子(以下・斉藤)「この映画では、SKE48っていうアイドル1人1人が命を賭けて臨んでいる覚悟を見てもらえるんじゃないかなって感じています。私たちが10年やってきたことが、これから先にもつながるように自分たちの目でも確かめたいし、それを受け止めてもらいたいですね」

10年続けるというのはなかなか難しいことだと思いますが、SKE48が10年続いた理由をどのように考えられていますか?

大場「10年続けてきた中で、もちろんメンバーやファンの皆さんがメインなんですけど、実はスタッフさんのおかげなのかなと。SKE48を最初に作る時に1期生を選抜したのもそうですし、いろんなことに挑戦させてくれたり、機転の良さでSKE48を裏で支えてくれたスタッフさんの力も大きいのかなって思っています」

高柳「やっぱりファンの方の力は大きいと思います。自分たちが諦めたくなるときも諦めなかったのはファンの方たちだと思うし、そんなSKE48も好きだよってずっと応援してくださった方たちのおかげです。あとはSNSの発達も大きいですね。昔みたいにテレビでしか見てもらえる場がない時代だったら、もしかしたら今の自分たちはなかったかもしれません」

個人でやってみたい目標は何かありますか?

斉藤「10年やってきたとはいえ、まだまだだなと感じるところもたくさんありますし、10年経ったからこそ見える景色もあります。これまではグループのためにって思ってきましたが、いい意味でグループだけではなく、しっかりと自分と向き合える時間を持てればと思います」

今後のグループの目標を教えてください。

斉藤「節目を迎えるにあたって、ここが絶頂ではいけないと思っています。10周年を目前にしてみんながそれを1つの目標としてやってきている分、これが終わった時にどれだけみんなが次の目標に向かっていけるのかが大事だと思うんですね。それは長くSKE48にいる私たちが導き出してあげるのも重要だし、次の目標をみんなで見つけていかなくてはダメですよね。10周年が終わりではなく、まだまだ道半ばだよというのをみんなで共有して、これからもSKE48の魅力を知ってもらえるようにメンバーと力を合わせて活動していきたいです」

文=安藤康之 撮影=永田正雄(ザテレビジョン

写真左から 斉藤真木子、高柳明音、大場美奈