英時間10月15日午前8時40分、ケンジントン宮殿公式Twitterより妊娠が正式に発表されたメーガン妃とヘンリー王子夫妻。16日よりオセアニア諸国でのロイヤルツアーが始まるにあたり、メーガン妃のジカウイルス感染リスクが懸念されるトンガ王国フィジー共和国への訪問について注目が集まっていたが、夫妻はスケジュールを変更することなく公務を敢行するという。

豪時間15日午前、およそ23時間の長時間フライトを終えオーストラリアシドニーに降り立ったヘンリー王子とメーガン妃。英時間12日に執り行われたユージェニー・オブ・ヨーク王女と実業家のジャックブルックバンク氏の結婚式では、「ジバンシィ(Givenchy)」のゆったりめのコートドレスを着用していたことから「ひょっとしてメーガン妃はオメデタなのでは?」「緩めのコートはお腹を隠すため?」と妊娠説が飛び交っていた矢先に、英時間15日英国ケンジントン宮殿公式Twitterが、

「サセックス侯爵夫妻は、2019年春にご出産となられる妃殿下のご懐妊をとても嬉しく感じておられます」

とメーガン妃の妊娠を正式に発表した。

16日よりオーストラリアニュージーランドトンガ王国フィジー共和国を16日間かけて公式訪問するヘンリー王子とメーガン妃。現在妊娠12週を過ぎたと報じられている妃については、ジカウイルス(Zika Virus)感染のリスクが懸念されるトンガ王国フィジー共和国への訪問を見合わせるのではないか―と注目が集まっていたが、どうやらスケジュールは変更せずに両国への訪問は敢行するもようだ。

ジカウイルス感染は、ヤブカ(Aedes)属の蚊により媒介されるジカウイルスによる感染症で、米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention 疾病予防管理センター)のホームページでは、夫妻が訪問予定のトンガ王国フィジー共和国がともに対象国としてリストにあがっている。またウイルスが胎児に感染した場合、小頭症などの先天性障害を招くリスクがあるとし、妊婦の対象国への渡航を控えるよう呼びかけている。

ロンドン大学衛生学・熱帯医学大学院(London School of Hygiene and Tropical Medicine)のジェームズ・G・ローガン教授が『PEOPLE.com』に明かしたところによれば、

「感染リスクを最小限に抑えるためには、虫よけ(忌避対策)をしっかり行うことです。スプレーをシュッと吹きかけるのではなく、ハンドクリームをつけるように、虫よけ剤をしっかり塗りこむことが大切です。一日を通してこまめに何度も塗るのがポイントになります」

とのことで、妊娠中でも安心して使用できる虫よけ剤を朝晩を通じて頻繁に塗ることで予防できるという。 

“サセックス侯爵夫妻”として行う初めてのロイヤルツアーが、妊娠発表というビッグニュースとともに開幕したヘンリー王子とメーガン妃。ジカウイルス感染リスクが懸念されるなかで当初のスケジュール通り対象国への訪問も決行するというが、世界中から集まる注目とプレッシャーに押しつぶされず、また体調管理などもしっかり行い、16日間という長丁場をどうか無事に乗り切ってほしいと願うばかりだ。

画像は『Kensington Palace 2018年10月15日付Twitter「Their Royal Highnesses The Duke and Duchess of Sussex are very pleased to announce that The Duchess of Sussex is expecting a baby in the Spring of 2019.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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