子どもはお母さんを信頼している。信頼に信頼で返すことが絆を育む
子どもにとって一番身近な存在、それがお母さんです。赤ちゃんのときから自分を守り、慈しみ、世話をしてくれる人。自分のことをいつも考えてくれている人。子どもはお母さんに、絶大な信頼を寄せています。「この人は自分を守ってくれる人だ」と。そしてお母さんも、その信頼を感じながら全身全霊で子どもを育てます。そこにあるのは大きな愛です。お母さんと子どもの間の愛情は、やはり少し特別なものがありますよね。


いつその手を離しますか?決まっていないからこそお母さんの決断が必要
中にはその愛が大きいあまり、子どもがある程度大きくなっても赤ちゃんのときのように世話を焼き続けるお母さんがいます。幼稚園のお支度や食事の下げ膳など、子どもができることまでお母さんがやり続けると、子どものやる気を養う機会を奪ってしまうことがあるのです。お母さんがしてくれるのが当たり前で大きくなると、寝坊しても「だってお母さんが起こしてくれなかったから」というような人任せの子になってしまうのです。


子どもに任せて見守ることで育まれるのは、自主性と信頼されている自信
かわいい我が子のためだからこそ、どこかのタイミングで手をかけるのをやめて、子どもが自分でやるのを見守る方向にシフトチェンジしなければなりません。手をかけるのはお母さん自身が安心したいから。手を出さずに見守ることこそが、子どもを信頼している証なのです。子どもはお母さんの信頼を感じ取り、どんどん積極的に行動できるようになります。お母さんが信じてくれている、だから大丈夫、と自信を持ってチャレンジできるようになります。


お母さんがいつでも味方だと知っている子こそ、自己肯定感が高くなる
子どもの成長に置いて、最も大切なのは自己肯定感。自分はこれでいい、大丈夫、と思える力です。見守られてチャレンジすると自信が生まれ、自己肯定感が育ちます。自己肯定感を支えるのがお母さんの愛情。ぜひ子どものチャレンジを見守りながら、こう言葉をかけてください。「お母さんはあなたの味方よ」この一言が、子どもには絶大なパワーになります。たとえ何かでつまずいても自分で起き上がり、自分の力で壁を乗り越えられるようになるでしょう。


今日の1日1成長
任せることは信頼の証!子どもには手をかけずに心をかけて見守ろう!子どもの自己肯定力も1成長、お母さんの見守り力も1成長。むらたますみ(文)神谷京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
(mamagirl
掲載:M-ON! Press