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16日、京都府警下京署は器物損壊の疑いで、京都大学の職員の男(29)を逮捕したと発表。

男が語った経緯に、ネット上では様々な声があがっている。

■生活音トラブルでドアを破壊

産経新聞」によると、逮捕容疑は9月30日午後7時50分から午後8時頃にかけて。マンションの上階に住む会社員の男性(39)の自宅のドアを蹴ったり、消火器を投げつけるなどして、ドアをへこませるなどした疑いがある。

警察の取り調べに対し、男は「足音や生活音がうるさく、何度注意しても改善されずストレスがたまった」と、容疑を認めているという。

■「気持ちはわかるけど…」

この報道に対し、ネット上では「生活音はたしかにトラブルになりがち」などの共感の声の一方で、「ドアを蹴るな」「引っ越せば良かったのに」などの声も。

・この京大職員の気持ちはよくわかります。しかし蹴るのはちょっと良くありませんね

・安い住宅になるほど、こういう問題は起きがちだよね

・他人の生活音って耳栓しても何をしても、一度気にし出すとどうしようもなく気になるもの

・どうにかなる問題でもないし、引っ越せば良かったのに

■「一方的に被害者とも言えない」との声も

一方で、ネット民の中には「自分も誰かに迷惑をかけていたのでは?」「本当に迷惑なほどだったのか」などと指摘する人も。

・蹴った人も、この事件前から誰かに不快な思いをさせていたはず

・被害者が加害者の場合もある。普通の生活音では無かったのかな?

・足音が嫌って、飛び跳ねてたワケでもあるまいし、それで苦情を言うってどうなんだろう

・深夜の騒音はたしかに問題外だけど、普通の生活音や足音が無理なら、集合住宅に住むべきではないね

■4分の1がご近所トラブルを経験

しらべぇ編集部では以前、全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「ご近所トラブル」について調査。その結果、全体の24.7%が「巻き込まれたことがある」と回答した。

(©ニュースサイトしらべぇ

家賃が安い集合住宅になれば、どうしても壁が薄くなりがち。そして、隣の部屋がお年寄りになれば、生活リズムの違いなどで「早朝からテレビの音が大音量で聞こえる」ということもある。

よっぽど隣人や上階の住人の行動が常識を逸脱していない限り、我慢するか、もう少し防音性に優れた家を探すのが良いのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年9月29日~2017年10月2日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)

「生活音うるさくて」上階住人宅のドアを破壊 逮捕の京大職員に「気持ちはわかるけど…」の声