千葉県幕張メッセにて開催されているテクノロジー関連展示会「CEATEC JAPAN 2018」では、玩具メーカーのバンダイ機動戦士ガンダムに登場するロボット(モビルスーツ)「ザク」をモチーフにしたSTEM教材『ZEONIC TECHNICS(ジオニックテクニクス)』を公開している。

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展示されているのは二足歩行タイプとタンク型の2種2体で、細部のディテールはガンダム劇中に登場するものと異なる部分が多いものの、全体的な印象は紛れもなく「ジオンのザク」そのものだ。

https://youtu.be/bLM1IjDBuYE

ガンダム世界に存在する企業にあやかり「ジオニック社公式 MS講習キット」と銘打たれたこのプロダクト。ロボット開発は近藤科学株式会社/bloomakeLab、カリキュラム開発は株式会社リバネス、教材開発と運営はテックアカデミーがそれぞれ担当し、ガンダムの世界観を楽しみながら、ロボティクスや、プログラミングを体験・学習できるSTEM教材シリーズであるという。

イマドキの子どもたちがザクでどのくらいテンションが上がるのかは未知数だが、ガンプラで育ったオトナ世代にとっては「実際に動くザク」のインパクトは大きいだろう。ちなみに「ザクタンク」はマニピュレータが大型の「グリーンマカク」仕様で、わかる人にしかわからないディテールではあるものの、ガンダムマニア心をくすぐってくれる。

取材時点では実際にロボットが動くところは見ることができなかったが、今後の展開が楽しみだ。

関連サイト
ジオニックテクニクス ZEONIC TECHNICS│3rd Factory

text渡辺 "d." 大輔(編集部)
(d.365

掲載:M-ON! Press