▽国際親善試合のベルギー代表vsオランダ代表が16日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽12日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)第2戦のスイス代表戦を2-1と勝利して連勝を飾ったベルギーは、その試合から先発を5人変更。GKクルトワカラスコスイス戦で負傷のヴェルメーレンらに代えてGKミニョレやシャドリ、ボヤタらが起用された。

▽一方、13日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)第2戦のドイツ代表戦を3-0と快勝したオランダは、その試合から先発を6人変更。負傷のファン・ダイクやバベル、ワイナルドゥムらに代えてデ・フライやアケ、ストロートマンらが先発に名を連ねた。

▽強豪同士の一戦は開始早々に動く。5分、ベルギーはボックス右深くまで切り込んだアザールがクロスからチャンスを演出。これは相手DFにクリアされたが、セカンドボールをメルテンスがボックス中央左寄りの位置からゴール右に叩き込み、先制に成功した。

▽先制を許したオランダだが、28分に反撃。バイタルエリアでボールを受けたデパイがボックス右手前からアーリークロスを供給。ゴール前に抜け出したダンジュマは飛び出したGKミニョレを確認し、冷静にゴール左に流し込んだ。

▽同点とされたベルギーは37分、左サイドから仕掛けたメルテンスがルカクとのパス交換でボックス中央から侵入。メルテンスは相手DFを引き付けラストパス供給すると、最後はアザールが右足を振り抜いたが、これはわずかに枠の右に外れた。

▽迎えた後半、ベルギーは3トップを務めたルカクアザール、メルテンスを下げてバチュアイ、トルガン・アザール、プラートを投入。対するオランダは、デ・リフトとダムフリースを下げてロサリオとハテボエルを投入。さらに61分にはファン・デ・ベークとダンジュマに代えてファン・アーンホールトとヴィルエナをピッチに送り出した。

▽後半立ち上がりこそベルギーがぺースを掴むも、徐々に試合は膠着状態となる。ベルギーは、73分にカスターニュを下げてムニエ、83分にティーレマンスを下げてカラスコを投入した。すると86分、右サイドを持ち上がったヴィツェルのクロスをニアサイドのバチュアイが右足で合わせたが、これはGKシレッセンがセーブ

▽結局、最後まで両チームに追加点は生まれず。強豪同士の一戦は1-1の引き分けに終わった。

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