スキャンダラスな元弁護士の活躍を描く米倉涼子主演ドラマ「リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)。米倉演じる翔子と対立する大手弁護士事務所の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)の秘書・中沢淳美を演じているのが宮本茉由。本作がドラマデビュー作となる彼女に話を聞いた。

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宮本茉由「お話を聞いたときはすごくうれしかったのですが、心配性なのでとっても不安でした。なので、セリフを100回以上練習したり、撮影前は準備をしっかりやっています」

――淳美は天馬の愛人ともうわさされるミステリアスでセクシーな美女ですね。どんな性格なんでしょうか?

宮本「淳美は天馬さんに従順な存在。でも、ミステリアスな部分があって、回を追うごとに変わっていくんです。本当の彼女がどんな女性なのかは、私もまだ分かっていません」

■ 宮本「正義観は人それぞれなのが面白い」

――米倉演じる翔子を含め、登場人物たちはそれぞれの正義観を持って戦っていきます。宮本さんが考える正義観とは?

宮本「正義観って難しいですよね。一般的に見て、悪いことに思えても自分が正しいと思って貫いていたら、それが正義になったり…。自分の正義が他人にどう映るのかは分からない。そういう意味では、人それぞれというところが面白いんだと思います」

――雑誌モデルとしても活躍されていますが、子供のころはファッションに興味がなかったとか。

宮本「小学生のころは活発だったので、お気に入りのパーカーとデニムをずっと着ていました。どちらかといえば男の子と張り合うタイプ。運動会では騎馬戦の大将になったこともあるんです(笑)。負けず嫌いなところはあるのかもしれないですね。モデルは日々の生活が基礎となりますが、女優は台本を覚えたりキャラクターをつくったりと準備が大変。でも大変さの中には楽しさもあるので、少しずつ学んでいきたいです。そして見ている人がフィクションだと忘れてしまうほど、ナチュラルな演技ができる女優になりたいです」(ザテレビジョン・取材・文=玉置晴子)

「リーガルV―」で、連続ドラマ初出演となる宮本茉由