レアル・マドリーが、リーガエスパニョーラのアメリカ開催について反対の立場を明確に表明した。スペイン『アス』が報じている。

ラ・リーガのハビエル・テバス会長が主導して推し進めている、リーガエスパニョーラのアメリカ開催。カードの候補となっているバルセロナジローナが肯定的な動きを見せている一方で、スペインサッカー協会(RFEF)のルイス・マヌエル・ルビアレス会長や国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニインファンティーノ会長はテバス会長を批判している。

▽記事によると、未だ実施されるか否かが確定していない中、スペインサッカー界で最も影響力を持つクラブであるマドリーが、反対意見を投じた。マドリーからRFEFに送付した書簡の内容が、スペインのラジオ『カデナ・セル』により以下のように明らかにされている。

「私たちが実際的に参加するものおいて、レアル・マドリーはそのリーグ戦の1つについて賛同できない。中立地でプレーされるということに関しても同意できない」

▽『アス』は、マドリーが「競争の誠実さと公平性」に及ぼす影響を危惧していると解説。なお、マドリーは米国に4つのサポーターズクラブを置いており、それらはこれまでアメリカ開催に賛成していた。しかし、今回の書簡にはそのサポータズクラブも方針に従う旨が明記されており、完全に反対の立場であることを際立たせている。

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