(Lightnamu/iStock/Thinkstock)
17日、大阪城公園でたこ焼きや焼きそばなどを販売する茶屋で得た所得を申告せず、約1億3千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われていた経営者の女(72)の論告求刑公判が大阪地裁で開かれ、検察側は懲役1年、罰金3900万円を求刑した。
抜群の立地から、多くの観光客を集めていた店の商売のスケール感に、ネット上では驚きの声が相次いでいる。
■月に2000万円売り上げていた
「日本経済新聞」によると、女は2014~16年にかけて、所得が約3億3千万円あったにも関わらず申告せず、所得税を免れたという。
女が営んでいた茶屋は大阪城天守閣から徒歩3分という抜群の立地で、多くの客を集め、16年の売り上げが約2億4千万円に達するなど、その経営状況はもはや茶屋とは呼べないレベルだった。
なお、被告は起訴内容を認めており、弁護側は最終弁論で「現在は営業をやめており、大きな社会的制裁を受けている」として寛大な判決を求めた。
■「スケール感が違う」の声
この報道に対し、ネット上ではその売上や脱税額に、改めて驚かせられる人が続出。
・脱税額だけで1億3千万かぁ儲かるんだなぁ……
・たこ焼き屋台で3年で所得3.3億ってすごすぎる72歳
・2016年の売り上げ2億4000万円…下手したら上場企業より売り上げあるやんwwww
・企業なんて大きなスケールではなくてたこ焼き屋さんと言う小さなスケール…では無かった
■「懲役1年くらいなら俺もやりたい」
また、そのスケール感の大きさから「懲役1年なら軽い」「それなら俺もやりたい」などとする声も。
・たった1年で済むのか
・やっぱり境内たこ焼き屋になろう
・俺も何億ボロ儲けして懲役1年なら全然やりたい
・多分、執行猶予でしょうが、それにしても儲かりますね
■女性の4分の1は「脱税したい」
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の男女20~60代に調査を行なったところ、「できることなら脱税したいと思う」と答えた人は全体の27.7%。男女別では男性が30.9%、女性が24.6%という数値だった。
(©ニュースサイトしらべぇ)
古くから「商人の町」と呼ばれてきた大阪だが、さすがに今回の件は、商魂がいきすぎたようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国の20〜60代男女計1363名(有効回答数)
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