Y.S.C.C横浜は17日、今シーズン限りで樋口靖洋監督が退任することを発表した。

 発表によると、本人から退任の申し出を受け、話し合いの結果クラブ側がこれを了承したようだ。

 退任に伴い、樋口監督は公式サイト上でコメントを以下のように発表した。

「この度、クラブからは来季の監督の続投を要請して頂きましたが、私の方から、今季をもって退任したいとの申し入れをし、クラブに了承をして頂きました。この決断に至ったのは、自分自身、3年を一つの区切りにしてチーム作りをしてきたからです。この3年で、ホップ、ステップ、ジャンプと、少しづつですが、チームは成長してくれました。その手応えは十分に感じていますが、今後チームが次のステップに進む為には、また違う視点、観点でのチーム作りが必要だと思います。勿論、自分自身の新たな挑戦の為にも、このタイミングでクラブを離れる決断をした次第です。この決断をご理解頂いたクラブには、感謝申し上げます」

「今シーズンも残り7試合になりました。シーズン前に目標として建てた『ホームで勝ち越す』、『一桁順位』を達成すべく、選手の成長、チームの成熟を結果に結びつけ、良い形で来季へのバトンを渡せる様、最後の一戦まで全力で戦います。最後になりますが、日頃よりY.S.C.C.をご支援して頂いている関係者の皆様、チームを応援して頂いているファン、サポーターの皆様には、これまでのご支援に心からの感謝を申し上げますとともに、来季以降のY.S.C.C.に対し、益々のご支援を宜しくお願い致します」

 YS横浜は現在、明治安田生命J3リーグで7勝7分け9敗の勝ち点「30」の12位。次節はホームで藤枝MYFCと対戦する。

Y.S.C.C.横浜が樋口監督の今季限りでの退任を発表した