イケメン俳優が群雄割拠する韓国映画界で、“強面マッチョ”という独特の存在感で人気俳優の地位を確立しているのがマ・ドンソク。日本の映画ファンの間ではサバイバルアクション新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)で演じた、身重の妻を守り抜く男・サンファ役で一躍名を上げ、2018年に入ってからは『犯罪都市』(17)などすでに3本の出演作が日本で劇場公開されている。

【写真を見る】腕周り50cm!?驚愕の極太上腕二頭筋!

そんな彼の主演最新作が『ファイティン!』(10月20日公開)だ。本作でドンソクが演じるのは、かつてアームレスリングチャンピオンを目指していた孤独な男・マーク。幼少期に韓国からアメリカへ養子に出されたマークは、アームレスリングの世界に魅了され選手となったが、八百長疑惑をかけられ除名。今はクラブ用心棒として生活していたところを、若いスポーツマネージャーに誘われ、韓国で行われる大会にエントリーすることに。帰郷したマークはそこで初めて、生き別れた妹とその子どもたちと対面する…。

■ 車を横転、つり革破壊!そのパワーに仰天!

注目したいのはマークの鍛え上げられたその肉体。50cmはあろうかという腕まわりはたくましく、巨体を誇るアームレスラーたちを次々とねじ伏せていく姿は圧巻だ。トレーニング風景も凄まじく、巨大なダンベルを片手で持ち上げたかと思えば、廃車につないだゴムバンドを引っ張り、片手で横転させてしまう。一方で、ドアを開けようとして扉を外してしまったり、電車のつり革を少し捻っただけで破壊してしまうなど、パワーを持て余したコミカルな一面も見せてくれる。

ボディビルダーにトレーナー!ドンソクの異色な経歴

メガホンを取ったキム・ヨンワン監督は本作について「この映画は、マ・ドンソクがアームレスリングをしたらおもしろいだろう、というシンプルアイデアから生まれました」とコメントボディビルダーの経験もあるドンソクは、コロンビア大学で体育学を専攻しており、俳優デビューを果たす前にはアメリカで格闘家のパーソナルトレーナーとして活躍していたことも。まさに、肉体派の彼にぴったりの役どころだと言えるだろう。

マ・ドンソクのたくましさと演技派な一面が堪能できる本作。孤独な男の再生と、家族の絆を描いた感動作をスクリーンで味わって!(Movie Walker・文/トライワークス)

アームレスラーを演じるマ・ドンソク(写真左)