▽フルアムの会長を務めるシャヒド・カーン氏がウェンブリー・スタジアムの買収を白紙に戻したとのことだ。イギリススカイ・スポーツ』や『BBC』が報じている。

▽先月25日、カーン氏は6億ポンド(約900億円)でイングランドサッカー協会(FA)とウェンブリーの買収で合意に至ったと報じられていた。しかし、FAの理事に反対勢力があったことからカーン氏は一転して考えを変え、買収を撤回したとのことだ。

カーン氏はNFLの『ジャクソンビル・ジャガース』も保有するパキスタン系アメリカ人の富豪。同チームのイギリスツアーでウェンブリーを使用する計画があったとのことだ。

▽“聖地”と呼ばれるウェンブリーは9万人の収容人数を誇る巨大スタジアムで、イングラド代表のホームスタジアムとなっている。

サムネイル画像