がんやアルツハイマーなどの克服の鍵となる分子レベル診断

コニカミノルタ株式会社(東京都千代田区)は、10月1日、新会社「コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社」を設立しました。プレシジョン・メディシン(個別化医療)を実現する新しいサービスのグローバル展開を狙い、日本で本格的なサービスを製薬企業、アカデミア、医療機関に向けて提供、がんやアルツハイマーといった疾患に対する個別化医療を国内において本格的に推進するための新会社設立です。



コニカミノルタは、米国で遺伝子診断ビジネスのトップクラスの実績を持つAmbry Genetics社と創薬支援サービスで豊富な実績を持つInvicro社の2社をすでに買収。コニカミノルタが写真フィルムで培った独自技術・ノウハウを活かして開発したタンパク質分子標識・解析技術「HSTT」等に加え、買収した両社の技術を融合することで、分子レベルの解析を可能にし、創薬プロセスを支援できるようになります。また、個別のサービス商品は実地医療において個人の体質を分子レベルで判別し、初期診断の高度化や適切な投薬・治療を可能にする個別化医療を実現します。



新会社の概要は次の通りです。




『社名:コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社
設立日:2018年7月23日
業務開始日:2018年10月1日
本社所在地:東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング
代表者:代表取締役社長 益尾 憲
事業内容:バイオマーカー開発や提供による医薬品等の研究開発を支援するカスタマイズドサービス/遺伝子検査やタンパク質等の分子診断サービス商品
資本金:2.25億円
株主:コニカミノルタ株式会社(100%)
従業員数:23名(予定)』




(画像はイメージです)



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コニカミノルタ、がんやアルツハイマーなどの克服の鍵となる“分子レベルの診断”を最新のゲノム、イメージング、AI技術の融合により実現



コニカミノルタ、分子レベル診断目指し新会社