絶対に食べておきたい福岡の人気ラーメンをエリア別でご紹介。自分好みの最高の一杯を求めて、ラーメン巡りを楽しもう!

【写真特集】全部食べたい!福岡市近郊のバリ旨とんこつラーメン40杯

■ 珍しい具材×濃厚スープが合う「西新 海豚や」

臭みのない濃厚なラーメンで、ファンから愛される店。豚骨のアクを丁寧に取り除きながら、15時間以上煮込んだスープが自慢。こってり感とさらりとした口当たりを実現することで、最後の一滴まで飲み干せる。油分が控えめな「豚骨ラーメン」(600円)も人気が高い。

「ラーメン」(600円)。豚骨醤油ラーメンが店の看板。ウズラの玉子とホウレン草が入る一杯は、仕上げにフレッシュな鶏油を加えることで甘味とコクが生まれる。縮れ麺(+30円)にも変更可。

[西新 海豚や(いるかや)]福岡県福岡市早良区西新1-11-16 / 11:30~翌3:00(※売切れ次第終了) / 不定休 

■ 昔ながらの屋台の味を再現「長浜ラーメン はじめ本店」

長浜の屋台で24年間腕を振るった大将が作り出す一杯は、“昔ながらの長浜ラーメン”がモットー。豚の頭骨を砕かず長時間炊いたスープが魅力で、臭みのないクリーミーな口当たりが楽しめる。通年で注文できる約7種の「おでん」(各130円)も一緒に食べたい。

「ラーメン」(550円)。その日に使い切る新鮮なスープは、約10時間かけて丁寧に作る。国産豚の肩ロースを秘伝のタレで味付けしたチャーシューと、ネギのみをのせるシンプルな一杯だ。

[長浜ラーメン はじめ本店]福岡県福岡市早良区西新4-4-3 / 17:00~翌2:00 / 不定休

■ 滋味豊かな醤油清湯の虜に「とら食堂 福岡分店」

福島県・白河のソウルフード「白河手打中華そば」が味わえる九州唯一の店。スープは鶏などをじっくりと炊き上げ、旨味が強い鶏油まで余すことなく使用する。麺は多加水で、なめらかな食感と強いコシに仕上がるよう、手打ちにこだわり、時間をかけて熟成させる。

「手打中華そば」(730円)。透き通ったスープは鶏ガラ、豚骨ベースで、飲み干せるほどあっさりしている。厳選した醤油ダレの芳醇な香りもいい。約5時間かけて作る手打ち麺はやや縮れ。

[とら食堂 福岡分店 ]福岡県福岡市中央区六本松4-9-10 / 11:30~21:00(※食材がなくなり次第終了) / 無休

■ 絶品チャーシュー3連発の黄金スープ「KOMUGI」

店主の柳田 寛さんが、宮若市にあった家業の「王ちゃんラーメン」を移転する形で開業。前身店は豚骨+週1回の淡麗清湯を出す“二毛作スタイル”だったが、新店では非豚骨に特化し、“トリニボ”(鶏×煮干し)を突き詰める。鶏ガラ、乾物をふんだんに使いながらも1杯600円に抑え、肩ロース、バラ、鶏ハムと3種のチャーシューをのせる心意気。熊本県産小麦「南のめぐみK」を使い、店内の製麺機で毎朝打つ。

「トリニボ」(600円)。鶏と煮干しのダブルスープ。みずみずしさを損なわないようチャーシューは注文ごとにスライス。3種の肉のほか揚げ白髪ネギものる。

[KOMUGI(コムギ)]福岡県福岡市城南区別府5-24-1 / 11:00~15:00、18:00~21:00、土曜・日曜・祝日11:00~20:00(※売切れ次第終了) / 第1・3日曜休み、不定休(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)

西新 海豚や / 「ラーメン」(600円)