▽フラメンゴが、ブラジル代表ルーカス・パケタ(21)ミラン移籍を公式に認めた。

▽フラメンゴは17日に記者会見を開き、エドゥアルド・ボンデイロ会長の口から直々にパケタのミラン移籍が決定したことが発表された。パケタは今季のブラジル・セリエA終了をもってミランに合流する見込み。クラブは会見で「11歳の頃からこのクラブにいたアイドルを失うことは辛いが、経済面やスポーツの面から見ると素晴らしい取引だった」とコメントしている。

▽フラメンゴ出身のパケタはブラジル人独特のしなやかさとテクニックを武器にオフェンシブMFを主戦場にするゲームメーカーだ。2016年にトップチームに昇格を果たすと同時に2020年まで契約を延長。プロデビューを飾った昨シーズンはケガに泣いたが、今季はここまでリーグ戦25試合で9ゴールと、現在3位につけるフラメンゴを牽引している。

▽なお、ブラジル『Globoesporte』によると、移籍金は3500万ユーロ(約45億円)+ボーナスとなる模様。バルセロナレアル・マドリーパリ・サンジェルマンにマンチェスターの2クラブなどのビッグクラブも興味を示していたようだが、ミランが争奪戦を制しセレソンの逸材の獲得に漕ぎ着けた。

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