イングランド代表FWスターリングへの踏み付け疑惑を真っ向から否定
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、イングランド代表FWラヒーム・スターリングへの踏み付け疑惑に対し、身の潔白を訴える動画を自身のツイッターに公開。「言えることは何もない」と綴って話題を呼んでいる。
スペインは現地時間15日、UEFAネーションズリーグ第4節でイングランドに2-3で敗戦。この試合で注目を集めたのがラモスだった。
前半11分、ラモスは自陣ペナルティーエリア内でイングランド代表MFエリック・ダイアーに背後から強烈なタックルを食らい、背中と後頭部を強打し、足を押さえて悶絶した。その後、スターリングの2発を含む3失点を喫したが、ラモスが“してやられた”のは、失点シーンだけではなかった。
0-3で迎えた後半9分、こぼれ球を拾おうとしたスターリングがスペインのペナルティーエリア内で転倒。ボールの行方を凝視するラモスがぶつかると、スターリングは左足を押さえて悶絶した。
英紙「ザ・サン」は「ラモスにレッドカードを提示しろ!」「ヤツがまた踏み付けた」などファンの怒りの声を紹介し、世界中からラモスに非難の目が向けられていた。しかし、ラモスは真っ向から反論。自身の公式ツイッターで「言えることは何もない」と動画を公開した。
ピッチ内外で騒動を巻き起こすヒール同士のバトルで新たな因縁が勃発か
映像は、スターリングがラモスと接触する前に痛がる素振りをしているシーンを収録。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」もラモスがスターリングの演技を“摘発”したと伝えている。
ラモスは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝リバプール戦(3-1)で相手エースのエジプト代表FWモハメド・サラーを柔道の“脇固め”のように腕を絡ませて転倒させ、負傷退場させた。それ以来、リバプールファンのみならずイングランドファンから目の敵にされている。
一方のスターリングも、ダイブに始まりピッチ外のトラブルも絶えないなど、問題児として知られる。サッカー界を代表する“ヒール”同士がやり合う格好となり、二人の因縁はしばらく続くことになりそうだ。
(Football ZONE web編集部)
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