(©ニュースサイトしらべぇ)
お笑いタレント・スマイリーキクチが18日、自身のツイッターを更新。
女優・剛力彩芽とZOZOTOWNの前澤友作社長をめぐるネット上のバッシングについて苦言を呈して話題になっている。
■剛力らへの非難は「イジメと同じ構図」
剛力と前澤氏といえば、交際をオープンにしてからというもの、何かと批判を浴びてきた。ネット上では、今もなお数多くの誹謗中傷ともいえるコメントが相次いでいる。
キクチは、SNSに直接文句を書き込んでいるユーザに対して「自分が何か被害に遭った訳でもないのに。ただ不愉快とか気に食わないという理由だけで執拗に叩く。追い詰めることが優越感。これってイジメと同じ構図なんですよ」と分析。
「集団ならば」「有名人ならば」を理由に叩いてもいいと考える人を「憎しみ依存症」とつづった。
前澤友作さんと剛力彩芽さんのSNSに直接文句を書き込んでいる人達。自分が何か被害に遭った訳でもないのに。ただ不愉快とか気に食わないという理由だけで執拗に叩く。追い詰めることが優越感。これってイジメと同じ構図なんですよ。集団なら有名人なら叩いてもいい。本人に自覚のない“憎しみ依存症”。
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) October 17, 2018
■「殺人犯デマ」で悩んだ過去
しらべぇ既報のとおり、キクチといえば88年に発生した「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯人だと事実無根の誹謗中傷を受け、10年にもわたって脅迫されていた過去がある。
まったくのデマから殺害予告もされ、神経性胃炎にもなり、精神的にも肉体的にも追い詰められたこともあったという。
■「説得力半端ない」と称賛の声
ネットの誹謗中傷に長年悩んでいたキクチの言葉を受け、ツイッター上では「説得力がある」の声が寄せられた。
「マジこれ。本人たちのSMSに投稿する意味がわからない」
「学校や職場、SNSはもちろん、あらゆるコミュニティにおいて、稚拙ないじめを展開する人たちは必ず居る。歪んだ悪意がある限り、これは絶対になくならない。だったら、それに適応できる何かを身に付ける以外にない。スマイリーキクチ氏の言葉は重い」
しかし、一方で「自己責任」「本人にも原因がある」との指摘も。
「叩かれたくなければSNSに書き込まなければいいだけの話なんですが。ネット上に出すということは、叩かれるリスクがあることは充分理解してるはずだし」
■もしもネット上で誹謗中傷を受けたら…
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名に「もしもネットで誹謗中傷をされた場合」について調査したところ、半数以上が「立ち直ることができないと思う」と回答した。
(©ニュースサイトしらべぇ)
一方、ネット上に中傷投稿をしたことがある人は1割未満。大半の人は「誹謗中傷に傷つきやすく、中傷投稿もしない」タイプのよう。
気軽にコメントできるネットだからこそ、傷つく言葉を選ぶ敷居も低い。その言葉を本当に本人へ向けていいものなのか、もう一度考えて直すべきだろう。
・合わせて読みたい→さかなクン、ネット上の誹謗中傷に悩み発熱 ファンから励ましの声が相次ぐ
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)
コメント