日本のDF三浦のバックパスをかっさらってゴール「日本守備陣の酷いミスを利用」

 FIFAランキング5位のウルグアイ代表は、16日の国際親善試合で森保一監督率いる日本代表に壮絶な打ち合いの末に3-4で敗れた。エースのFWエディンソン・カバーニパリ・サンジェルマン)は同じく主軸のFWルイス・スアレスが不在のなかで一時同点となるゴールを決めたが、海外メディアは日本から“プレゼント”された得点に注目している。

 ウルグアイは12日の国際親善試合で韓国に1-2とまさかの敗戦。FIFAランキング5位の威信をかけ、格下アジア相手の2連敗は避けたかったが、日本戦でも4失点と持ち味の堅守が完全に崩壊した。

 ロシアワールドカップ(W杯)ではベスト8に入った強豪の思わぬ失墜に、母国ウルグアイメディアも「日本のスピードに混乱」「至高の守備が悪夢を見た」と辛辣な言葉を並べていた。

 一方、ペルーメディア「depor.com」は「FIFA史上最もゾッとするような大失敗から恩恵を受けたカバーニが日本戦でゴール」と特集。1-2で迎えた後半12分、DF三浦弦太(ガンバ大阪)の痛恨のバックパスミスをカットしたカバーニが一時同点となる得点を決めた場面に触れた。

カバーニが日本守備陣の酷いミスを利用しネットを揺らした。ミウラのひどいボールコントロールをPSGストライカーがかっさらうと、光明を照らす一撃を決めた」

 しかしその後、後半14分にMF堂安律フローニンゲン)、同21分にMF南野拓実ザルツブルク)にゴールを奪われ、最終的に3-4で敗れたウルグアイカバーニのゴールも、まさかの敗戦でかき消される格好になってしまった。


Football ZONE web編集部)

DF三浦弦太の痛恨のバックパスミスをカットしたカバーニ(左)が一時同点となる得点を決めた【写真:Getty Images】