ポルトガル代表GKルイ・パトリシオの所属するウォルバーハンプトンは、同選手の前所属であるスポルティング・リスボンに対して契約解除に伴う補償金を支払うことで合意に近づいているようだ。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

▽2006年のトップチームデビュー以降、スポルティング一筋のキャリアを歩んできたルイ・パトリシオだが、今季チャンピオンズリーグ圏外の3位でリーグ戦を終えたことに腹を立てたスポルティングの過激派サポーターグループに練習場で襲撃を受けるなど、身の危険を感じたためクラブ側に今夏での契約解除を要求した。

▽その後、ルイ・パトリシオは6月にウォルバーハンプトンへ4年契約で加入。しかし、スポルティングは国際サッカー連盟(FIFA)へルイ・パトリシオの契約違反を訴え、補償金4800万ポンド(約71億円)の支払いを求める抗議文を提出していた。

▽今回の報道によると、ウォルバーハンプトンとスポルティングは長期間の交渉の末、要求額の1/3以下である1500万ポンド(約22億円)をウォルバーハンプトン側が支払うことで合意に至ったという。

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