第3週が放送中の連続ドラマ小説「まんぷく」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

【写真を見る】10月19日(金)放送の第17回で、ついに萬平(長谷川博己)が釈放! 福子(安藤サクラ)と涙の再会

福田靖の脚本による、福子(安藤サクラ)とその夫・萬平(長谷川博己)の成功物語で、インスタントラーメンを生み出した実業家である安藤百福氏と妻・仁子氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長期にかけての激動の時代を舞台に、たくましく生きる夫婦の姿を描いている。

今回、福子の親友・敏子役で“朝ドラ”初出演となる松井玲奈が、本作への出演が決まったときの気持ちや、役作り、現場の印象などを語った。

■ 食べながらお芝居は難しい

――「まんぷく」に出演することが決まったときのお気持ちは?

すごくうれしい気持ちと同時に、大阪が舞台ということで方言ができるかなという不安な気持ちもあり、その二つが混在していました。

朝ドラ”は、毎朝同じタイミングで全国の方が見ているドラマで、とてもうれしいです。

――ご自身の役柄についての印象や、演じる上で楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などはありますか?

敏子はお嬢さまであるが故に、はっきりと物を言うタイプです。演出の方から「女子トークで福ちゃんのことを包み込んであげられる敏ちゃんでいてほしい」と言われています。

女学生時代からずっと仲良しの感じを「どうしたら出すことができるか」とサクラさんたちと相談して、自主練と称してずっとおしゃべりをしています(笑)。

――収録に参加されてみて、現場の印象は?

福ちゃんたち仲良し3人組で会うのは、ラーメン屋や甘味処が多いのですが、食べながらお芝居するのは本当に難しいです。

劇中にはラーメンを食べるシーンがたくさんありますが、箸ですくったら麺が絡まったり、飲み込めずせりふが言えなかったりとハプニングばかりです。

福子たちが、パーラーでプリンアラモードを食べる場面があるのですが、サクラさんがアドリブで私のプリンをパクッと一口食べたんです。実際の友達って食べ合いっこしますし、そのリアルな仕草で場の雰囲気がふわっと和んだことで、特に印象的なシーンになりました。

――読者の方々へのメッセージをお願いします。

まんぷく」は、きっと朝から笑顔になってもらえるすてきなドラマです。

実際、撮影現場でも常に笑顔があふれているので、その楽しい雰囲気がそのままテレビを見てくださる皆さんにも伝わり、一日の良いスタートを切ってもらえるような作品になるといいなと思います。

■ 第17回(10月19日[金]放送)あらすじ

「福子(安藤)にまた会いたい」と、憲兵隊の厳しい取り調べに耐え続ける萬平(長谷川)。福子は、そんな萬平を救うために奔走。協力を買って出た世良(桐谷健太)の調べによって、怪しい人物の影が浮かんでくる。そして、ついに三田村会長(橋爪功)が動き、憲兵隊に顔の聞くある大物に会いにいくことに。(ザテレビジョン

連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合ほか)に出演中の松井玲奈