マルセイユが、同クラブを率いるルディ・ガルシア監督(54)との契約延長に動いているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

▽伝えられるところによれば、ガルシア監督との現行の契約は2019年までとなっており、その手腕を高く評価しているマルセイユ首脳陣は今後数週間にわたり、新契約締結を目指して話し合いを予定しているという。

▽なお、フランス『レキップ』によれば、マルセイユガルシア監督に2021年までの延長オファーを提示するという。

▽これまでル・マンやサンテチェンヌ、ローマを率いたガルシア監督は、2016年10月にフランク・パッシ前監督(52)の後任としてマルセイユ指揮官に就任。2016-17シーズンのリーグ・アン第9節終了時点で12位と低迷していたチームをチームを立て直し、最終的に17勝11分け10敗の5位でフィニッシュした。

▽5季ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目標とした昨シーズンは、フランス代表DFアディル・ラミや元ブラジル代表MFルイス・グスタボ、FWヴァレール・ジェルマンら実力者を積極的に補強。

▽開幕からパリ・サンジェルマンモナコリヨンと共に上位争いを繰り広げたが、CL出場圏の3位にはわずかに及ばず、4位でシーズンを終了。しかし、ヨーロッパリーグでは、前身UEFAカップ時代の2003-04シーズン以来、3度目の決勝進出へクラブを導いた。

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