WOWOWでは、直木賞受賞作家・井上荒野の「それを愛とまちがえるから」(中公文庫)を2019年2月の連続ドラマW・土曜日枠で連続ドラマ化。

【写真を見る】稲森いずみはWOWOW発のコメディーに挑戦。「笑ってしまうのを我慢することが大変でした」

本作は、結婚15年目を迎えて幸せな人生を送っていたが、セックスレスになってしまった夫婦の行く末を笑いあり、涙ありで送る大人のためのラブコメディー。

主演を務めるのは、今回がWOWOWのオリジナルドラマ初出演にして初主演となる稲森いずみ。夫とのセックスレスに悩み、真面目に一生懸命不倫をする主人公・伊藤伽耶役で、自分の本当の気持ちを溜めてしまいがちで、ときに突拍子もない発言や行動をしてしまうといった役どころを見せる。

■ 稲森いずみがW不倫劇に挑戦

専業主婦の伽耶(稲森いずみ)は、仕事熱心で性格も合う夫・匡と結婚15年目を迎えて幸せな人生を送っていたが、2人は長きにわたりセックスレスでもあった。ある朝、匡に恋人がいることを尋ねた伽耶は、匡が自分にも恋人がいることに気付いていたのを知る。

実は伽耶も漫画家の誠一郎と不倫関係だった。そんな中、通っていた整体院の整体師・朱音が匡の恋人だということを知った伽耶、そしてその場に偶然居合わせた匡と誠一郎。お互いの恋人を知ってしまった夫婦と、その恋人たちが織り成す四角関係の行方は…。

これまでWOWOWのオリジナルドラマでは、地上波や映画で放送することのできない内容の社会派ドラマを数多く放送してきたが、本作はこれまでに放送したことのない新たなジャンル「ラブコメディー」になっている。

その第1弾のチーフ監督を務めるのは、フジテレビの宮本理江子。これまでに「101回目のプロポーズ」(1991年)、「最後から二番目の恋」(2012年)、「最高の離婚」(2013年)など数々の人気作品を世に生み出している。

宮本は本作について「最近、正しいことをして生きていかなくてはいけないというプレッシャーで世の中の人があえいでいる気がしています。間違ったことをしないで生きてきたのに、虚しいとか悲しいとか感じている方に見ていただいて、笑い飛ばしていただけたらうれしいです」と語っている。

実力派女優と抜群のコメディーセンスが光る名監督が手掛ける「連続ドラマW それを愛とまちがえるから」が、WOWOWのオリジナルドラマに新たな風を吹かせる!

■ 主演・稲森いずみコメント

初めて台本を読んだときは、とても面白い作品だなと思いました。この作品は、日常で起こる夫婦の“あるある”がたくさん詰まっています。その状況や相手の思いをどう捉えて、その後を生きていくのか、視聴者の方にもヒントになり、ポジティブな気持ちにもなれます。

私が演じる伽耶は、とても真面目で良い人です。自分の中で溜め込んでいる思いが強過ぎて、それがあふれ出てしまったときに、うまく処理をすることができなくて意外な言動をしてしまう…その言動がいろいろな面白い話に展開されていきます。

それぞれのキャラクターも、とてもかわいくて、いとおしくて笑えます。撮影中も笑ってしまうのを我慢することが大変でした。ぜひ、見ていただきたいです。(ザテレビジョン

稲森いずみが不器用ながらも愛を模索する主人公を演じる「連続ドラマW それを愛とまちがえるから」が2019年2月にオンエア