都内にいながらにして、豊かな自然と触れ合える国営昭和記念公園(東京都立川市)。敷地面積は180万平方メートルを誇り、秋になると広大な園内が紅葉で彩られる。

【写真を見る】鮮やかなコスモスで一面ピンクに染まる「花の丘」

最大の見どころは、2つのイチョウ並木。「うんどう広場」横と、立川口からすぐの場所にある広場「カナール」で、鮮やかなイチョウのトンネルを楽しめる。イチョウの本数は、2カ所合わせて約200本。360度広がる、黄金の世界に酔いしれよう。

他にも、日本庭園を赤く染め上げる約300本のカエデ類や、こどもの森のメタセコイヤなど、さまざまな色の紅葉を満喫できるのも魅力の1つ。11月上旬から下旬にかけて見ごろを迎え、11月3日(祝)から25日(日)までの期間には、「黄葉・紅葉まつり2018」も開催。黄葉・紅葉にまつわるワークショップや展示が行われる。

さらに、秋の国営昭和記念公園は紅葉以外の楽しみも満載!紅葉鑑賞と合わせて足を運びたいスポット3カ所をピックアップして紹介しよう。

■ 花の丘

約2万2800平方メートルの広大な敷地にある3カ所の花畑に、約550万本のコスモスが美しく咲き誇る。見ごろは9月中旬から10月下旬。丘の上では立川駅方面を一望することができるので、ぜひ上ってみたい。

バーベキューガーデン

炭火グリルや網など必要な機材がレンタルできるので、手軽にバーベキューが楽しめる。食材も販売されており、手ぶらで行けるのがうれしい。(料金は公式サイトを参照)

■ こどもの森

大きなハンモックなど、子どもたちの好奇心を高める仕掛けが盛りだくさんのスポット。なかでも巨大トランポリンの「雲の海(ふわふわドーム)」が子どもたちに大人気!

すっかり秋らしくなってきた今日このごろ、週末や休日のお出かけ先のひとつに昭和記念公園も加えてみてはいかが?(東京ウォーカー・水梨かおる

黄金色のイチョウ並木が園内を鮮やかに彩る