戦慄かなの

(画像は戦慄かなのTwitterスクリーンショット

18日放送『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に、音楽グループZOCのメンバー・戦慄かなの(20)が出演。現役アイドルながら、2年前に少年院を出院したという「本物」の登場に、視聴者も驚きの声をあげている。

■少年院に満期入院

「キレる」が流行語になった1998年生まれの戦慄。学生時代に非行に走り窃盗集団の仲間入り、少年院に入院することになった。

少年院は最短10ヶ月で出られるのだが、「先生の言うことを聞かなかった」生活態度の悪い戦慄は満期の2年間も入っており、周囲からは「長老」と呼ばれていたと笑う。

その2年間で秘書検定・危険物取扱者・高卒認定など数々の資格を取得。当時は反抗的だったが更生し、指導した先生(法務教官)を「第二のお母さん」と呼ぶなど感謝していることを明かした。

■将来の夢は…

特技は「人の指を噛めばその人の性格がわかる」というもの。マツコ・デラックス(45)は「修羅場くぐってる」、山里亮太(41)は「くそメンヘラ」とその性格を分析。矢部浩之(46)もそのキャラクターに「売れる」と太鼓判を押した。

収録時はまだ19歳。「明後日20歳になる。20歳になったら保護観察とれるよ」と喜ぶ戦慄は、今後の夢を語る。

児童虐待や育児放棄の子供を助ける活動をする団体を立ち上げたが今後はNPO化していく。20歳になれば理事にはなれる」と自身の経験を活かし「子供のための活動」に注力していくと熱弁した。

■視聴者は賛否

大学法学部に入学した戦慄は「ビリギャルよりビリギャルじゃない?」と自身を評し、今の自分が出演できる番組は「これ(アウト×デラックス)ぐらい」と冷静に分析。最後までスタジオを盛り上げた。

矢部やマツコが「売れる」と絶賛した戦慄。視聴者もその圧倒的なキャラクターに称賛の声があがっている。

しかしその一方で、「真面目になっただけで評価しすぎ」「犯罪者ですよ?」「胸糞悪い」など、過去とはいえ、被害者もいるだろう状況を笑って話す姿に批判的な意見も多かった。

■約2割は「元ヤンと知ったら冷める」

しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,362名を対象に調査したところ、全体の18%が「好きなタレントにヤンキーの過去があったら冷める」と回答している。

ヤンキー

(©ニュースサイトしらべぇ

過去は変えられないとはいえ、元ヤンにどうしても厳しい目を向けてしまうファンもいるようだ。

過去を隠さずにさらけ出している戦慄のファンは、過去を知った上で応援しているのだろう。更生し一層魅力的になったそのキャラクターで、今後、より多くのファンを獲得するに違いない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代〜60代の男女1,362名(有効回答数)

「保護観察とれたて」 少年院で長老と呼ばれた現役アイドル・戦慄かなのが凄すぎる