レアル・マドリードが、チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得を狙っているようだ。フランスメディア『Le 10Sport』の報道を引用し、スペイン紙『アス』が18日に報じている。

 報道によると、レアル・マドリードが中盤の強化を目指し、カンテを補強ターゲットに据えているという。ブラジル代表MFカゼミーロの負担を減らすことができると想定されているようだ。なお、同選手に対してはパリ・サンジェルマンPSG)も熱視線を送っており、争奪戦に発展する可能性もありそうだ。

 カンテ1991年生まれの27歳。フランスのブローニュ、カーンを経て2015年夏にレスターへ移籍した。2015-16シーズン、“奇跡”とも称されたプレミアリーグ制覇に大きく貢献。2016年夏にチェルシーへ完全移籍で加入し、5年契約を締結した。同クラブでは公式戦通算99試合に出場し、4得点を決めている。

 なお、チェルシーカンテをクラブに引き留めるため、新契約を提示したとも報じられている。今後の動向に注目だ。

2016年夏からチェルシーでプレーしているカンテ [写真]=Getty Images