【今週デビューの注目馬】

☆ワールドプレミア

 2018年10月21日(日)京都第5R芝1800m戦に出走予定のワールドプレミア。馬名の由来は「世界規模での上映会を目指して」。牡、黒鹿毛、2016年2月1日生。栗東・友道康夫厩舎。父ディープインパクト、母マンデラ、母父Acatenango。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は大塚亮一氏。2016年当歳市場において2億5920万円で落札された。全兄には12年きさらぎ賞(GIII)、14年マイラーズC(GII)を制し、12年皐月賞(GI)で2着に入ったワールドエース(父ディープインパクト)がいる。本馬は完成度という点ではまだまだだが、ディープインパクト産駒らしい軽さと極上のバネを持ち、将来性抜群。追い切りの動きを見ても、全身を使ったダイナミックなフォームで運動神経の良さが窺える。来年のクラシック戦線に乗ってくる逸材だろう。なお、鞍上は武豊騎手。

☆ティレニア

 2018年10月20日(土)京都第5R芝1400m戦に出走予定のティレニア。馬名の由来は「イタリア半島西側の海。母名より連想」。牝、栗毛、2016年3月23日生。栗東・高橋亮厩舎。父ジャスタウェイ、母アマルフィターナ、母父シンボリクリスエス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1800万円。半兄には芝1200m戦で2勝を挙げているガゼボ(父ダイワメジャー)がおり、伯母には08年スプリンターズS(GI)を制したスリープレスナイト(父クロフネ)がいる。本馬は小柄ではあるが、伸びのあるバランスの良い好馬体をしている。まだ緩さはあるものの、飛びが大きくゆったりとした走りで、追い切りでは好時計が出ている。キレよりも長く良い脚を使うタイプだろう。父同様幅広い距離で活躍しそうだ。なお、鞍上は浜中俊騎手。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。