ここは退屈迎えに来て 柳ゆり菜
「R‐18文学賞」読者賞を受賞し、詩的なタイトルが印象的な山内マリコの処女小説『ここは退屈迎えに来て』がついに映画化、映画『ここは退屈迎えに来て』10月19日(金)より全国公開となる! 今回、橋本愛演じる「私」の高校時代の親友「サツキ」を演じる柳ゆり菜の場面写真がQetic独占で解禁となった。

橋本愛演じる「私」の高校時代の親友「サツキ」を演じる柳ゆり菜の場面写真解禁

「わたし」と真逆の性格である「サツキ」は、東京への漠然とした理想を抱きながらも、地元を出たことがない。そのため、悪意なく「わたし」やカメラマンの「須賀」に対して「いいなぁ、東京」、「なんで帰ってきたの?」と無神経に聞いてくる。 一見感じの悪い彼女だが、どこか憎めず、人なつっこい雰囲気を感じさせるのは、柳の演技力の賜物とも言える。 グラビアアイドルとして活躍する一方で、『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』(17)をはじめ、様々なTVドラマや映画に出演。公開中の主演作『純平、考え直せ』では地毛をバッサリと切るなど、体を張った演技でも注目も集め、女優としての地位を着実に築き始めている。 今回解禁された画像は、高校時代のカットと三十路手前になった「サツキ」の対照的な姿を捉えた2点。頬杖をつき、東京で読者モデルとして活躍する同級生が載る雑誌を眺めながら羨ましがる、初々しい姿を捉えたカット。制服の着崩し具合からも彼女の性格が伺える。 そして、日傘を差し、誰かを待つように遠くへ視線を向ける大人の女性へと成長したカット。髪の毛をさらに明るく染めるも、どこか田舎臭さが抜けない印象が彼女らしい。地方にいながらも東京への憧れが人一倍強いサツキの10年の成長の姿から、「ここではないどこか」、「私ではないだれか」への羨望と後悔を、絶妙な演技で表現する柳の一面が垣間見えるカットなっている。そんな彼女の女優としての輝きを是非スクリーンで。 ここは退屈迎えに来て 柳ゆり菜 ここは退屈迎えに来て 柳ゆり菜

映画『ここは退屈迎えに来て』

2004年の高校時代から2013年の現在まで、みんなの憧れの的だった「椎名くん」を柱にキャラクターを交差させながら描く、痛く切ない群像劇。何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく戻ってきた主人公「私」を演じるのは、その透明感のある演技で日本映画界において高く評価される女優・橋本愛。元彼「椎名くん」を忘れられない「あたし」には、これまで数々の作品で体当たりの演技で注目を浴びた若手実力派女優・門脇麦。そして青春時代にみんなが恋焦がれた、自らの退屈を埋めてくれるであろう「椎名くん」を、独特の色気と存在感を放つ人気急上昇俳優・成田凌が演じているほか、渡辺大知、岸井ゆきの内田理央村上淳ら、出演作が後を絶たない実力派俳優陣が脇を固めている。監督はこれまで本格派ヒューマンドラマから恋愛モノまで、数々の作品で登場人物の繊細な心の機微を紡ぎ出してきた名匠・廣木隆一監督が、メガホンをとった。

映画『ここは退屈迎えに来て』

10月19日(金) 全国公開

出演:橋本愛 門脇麦 成田凌 / 渡辺大知 岸井ゆきの 内田理央 柳ゆり菜 亀田侑樹 瀧内公美 片山友希 木崎絹子 / マキタスポーツ 村上淳 原作:山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」幻冬舎文庫 監督:廣木隆一 脚本:櫻井 智也 制作プロダクション:ダブ 配給KADOKAWA ©2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会 詳細はこちら
柳ゆり菜Twitter

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