10月16日から19日にかけて幕張メッセで開催された『CEATEC JAPAN 2018』。富士通ゼネラルは、身に着けて涼感を得られる“ウェアラブルエアコン”を出展しました。

首にかける装置に、小型冷蔵庫などで使われるペルチェ素子を搭載。首に当たることでひんやりとした冷たさが感じられ、頸動脈を通る血液の温度を下げることで脳の温度や深部体温を下げる効果も期待できます。

装置には冷却水を循環させ、ペルチェ素子から発生する熱を除去します。冷却水は、ポンプとラジエーターを備えたユニットを経由して水温を下げる仕組み。

夏の屋外での作業用や、オフィスなど個人の好みの温度に調整が難しい場所での利用を想定して、製品化を目指しているそうです。

正式名称は“ウェアラブル冷却装置”なのですが、“ウェアラブルエアコン”の方がキャッチ―で未来っぽいですよね。

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CEATEC2018:富士通ゼネラルが“ウェアラブルエアコン”を出展