パリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグの試合で、八百長疑惑をかけられているツルヴェナ・ズヴェズダが徹底抗戦を誓った。セルビア『ジュルナル』が報じた。

▽ツルヴェナ・ズヴェズダは、10月3日に行われたPSGとのチャンピオンズリーグで6-1と大敗。この結果に関し、12日にフランス『レキップ』やイギリスBBC』が、ツルヴェナ・ズヴェズダの関係者が「PSG戦でツルヴェナ・ズヴェズダが5点を失って敗北する」という内容に500万ユーロ(約6億4300万円)を賭けていたと報道。八百長疑惑を投げかけた。

▽この件に関しては、ツルヴェナ・ズヴェズダだけでなく、PSGも激しく否定しているが、調査が続けられており、真相解明が急がれている。

▽そんな中、『ジュルナル』はツルヴェナ・ズヴェズダがフランスで著名な弁護士であるエリク・デュポン・モレッティ氏とアントワーヌ・ウェア氏を雇い、チャンピオンズリーグPSG戦での八百長疑惑に関して訴えると報道。クラブは、名誉毀損で訴えるとの声明を出したとしている。

「ツルヴェナ・ズヴェズダは、2018年10月3日パリ・サンジェルマン戦で嫌疑がかかっている八百長による驚くべき訴えに、ショックを受けている。明らかに匿名で悪意のあるこれらの告発を支持できる証拠が全くありません」

「そのため、クラブは弁護士であるエリク・デュポン・モレッティ氏とアントワーヌ・ウェア氏を雇い、中傷のための訴訟を起こしました。ツルヴェナ・ズヴェズダは、完全にフランス捜査当局と協力する準備ができています」

セルビアで最も多くのタイトルを獲得し、1991年にはチャンピオンズリーグ(当時はチャンピオンズカップ)を獲得しているツルヴェナ・ズヴェズダは、選手、ファンの名誉と同様に、自分自身を守るつもりです。そして、フットボールの価値とスポーツの健全性を再確認します」

チャンピオンズリーグになってから初出場となったツルヴェナ・ズヴェズダは、ナポリPSGリバプールと同じグループCに入り、2試合を終えて1分け1敗。24日にはアウェイでリバプールと第3節を戦う。

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