7-1大勝のデュッセルドルフ戦で達成、クラブ初の快挙

 元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトセルビア代表FWルカ・ヨビッチが、現地時間19日のブンデスリーガ第8節のデュッセルドルフ戦で1試合5得点という怒涛のゴールラッシュを披露した。これは20歳と300日というブンデスリーガでは史上最年少記録で、同時にクラブ初の快挙ともなった。

 長谷部も先発出場したこの一戦、フランクフルトは前半20分に先制すると、ここからヨビッチのゴールショーが始まった。同26分、左サイドからのクロスに左足のジャンピングボレーで合わせるアクロバティックなシュートで1点目を挙げると、同34分にも左足のボレーでゴールネットを揺らした。

 後半5分には先制点を決めたFWセバスティアン・アレが追加点をゲット。デュッセルドルフに1点を返されるも、同10分にヨビッチハットトリックを達成。左からの折り返しを受けてエリア内で流れるように反転し、そのまま右足で蹴り込んだ。

 20歳のセルビア代表FWは同24分に左足、同26分にはヘディングでゴールを重ね、ブンデスリーガでは2015年のFWロベルト・レバンドフスキバイエルン・ミュンヘン)以来となる1試合5ゴールを達成。「オプタ」によれば、20歳と300日での達成はリーグ史上最年少で、フランクフルトの選手としては初めてとなった。なお、ヨビッチはこれでリーグ戦3試合連発で、今季6試合出場で7得点とした。

 アレとヨビッチの複数得点によってフランクフルト7-1で快勝し、3連勝。長谷部はフル出場した。敗れたデュッセルドルフのFW宇佐美貴史はベンチ入りも出番はなかった。


Football ZONE web編集部)

フランクフルトFWヨビッチ、“ブンデス史上最年少”の1試合5得点!【写真:Getty Images】